『元年春之祭』や『雪が白いとき、かつそのときに限り』などの華文ミステリで知られる、中国出身で日本在住の作家・○○〇初のSF短編集。
とはいってもSFらしいSFばかりでは無く、ファンタジー的だったり文学的だったりと、挑戦的な作品も多いですね。
また、著者を作り上げている膨大な知識や興味が発露されているようで、ベースにあるものへの理解というか、そのものを知らないから、というか、知っていたとしても正直自分にはどう捉えていいのか分からなかったものも(笑)。
その中ではやはり「色のない緑」が出色。
また、表題作の「ガーンズバック変換」は香川県にて2020年に施行された条例(「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」(ゲーム条例))に込められた皮肉と共に描かれる終末観と、離れていても繋がっていられる事の幸せ、危ういような切なさが沸き起こるような感じが良かったです。。
「物語の歌い手」なんかはエピソードを膨らませて長編になっても面白そうかなと思ったりも。
ちなみに百合好きを公言され、表紙のイラストもそれを連想させますが、はっきりと百合的な作品といえるのは2編だけでしたね。
ところでどの作品も決して希望に満ちるような作品とは言えず、基本的にはその反対な印象を受けます。
これまでの作品もそうですが、どこか破滅的で退廃的な雰囲気が特徴で得意とするところかも知れませんが、いつか希望に満ち溢れるような作品も読んでみたい気もしますが・・・どうでしょうか。
とはいってもSFらしいSFばかりでは無く、ファンタジー的だったり文学的だったりと、挑戦的な作品も多いですね。
また、著者を作り上げている膨大な知識や興味が発露されているようで、ベースにあるものへの理解というか、そのものを知らないから、というか、知っていたとしても正直自分にはどう捉えていいのか分からなかったものも(笑)。
その中ではやはり「色のない緑」が出色。
また、表題作の「ガーンズバック変換」は香川県にて2020年に施行された条例(「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」(ゲーム条例))に込められた皮肉と共に描かれる終末観と、離れていても繋がっていられる事の幸せ、危ういような切なさが沸き起こるような感じが良かったです。。
「物語の歌い手」なんかはエピソードを膨らませて長編になっても面白そうかなと思ったりも。
ちなみに百合好きを公言され、表紙のイラストもそれを連想させますが、はっきりと百合的な作品といえるのは2編だけでしたね。
ところでどの作品も決して希望に満ちるような作品とは言えず、基本的にはその反対な印象を受けます。
これまでの作品もそうですが、どこか破滅的で退廃的な雰囲気が特徴で得意とするところかも知れませんが、いつか希望に満ち溢れるような作品も読んでみたい気もしますが・・・どうでしょうか。
※先日、数年ぶりに著者の陸さんお会いする機会がありました。変わらずお優しい人柄に触れて、サインも頂きました。ありがとうございます。

