文学界の大御所作家、重松時子が自宅にて毒を飲んで自死。
その場に居合わせた女性5人は、毎年、命日にあわせて時子の館に集まり、彼女を偲んで宴を催していた。
その宴も4回目となったこの日、何者から謎のメッセージつきの花が届けられる。
耽美派小説の巨匠、重松時子は本当に自殺だったのか、それとも誰かに殺されたのか。
その謎を軸に描かれる5人の女性による心理サスペンスは、伏線を回収し何度も反転して明らかになる事実にゾクゾクとさせられました。
特に畳みかけるように描かれていく終盤。
この辺り、ミステリーに読みなれていると、残りページ数を見て色々疑ってかかってしまうのですが、少ないページで鮮やかに描き切っていて、思わずうまいなぁと感心してしまいました。
また、明らかになる事実は、下手すると嫌な気分になりそうなところも、ざらりとさせつつも読後感も悪くないんですよね。
さて、時子の館に集まる、それぞれ文筆業に関わる5人の女性。
時子のデビュー以来、私生活の面でもサポートしてきた編集者のえい子。
時子の異母妹で出版プロダクションを経営している、静子。
ノンフィクションライターの絵里子。
時子の姪で流行作家の尚美。
同じく時子の姪で尚子の従姉妹で純文学作家のつかさ。
館に届られた花に添えられたカードのメッセージにより、それぞれが秘めていた真実を明らかにしていく様子はなんとも不穏で、また、それは時子への憧憬や妄執、自身のコンプレックスなど、それぞれの心を抉っていくため、どこかホラーめいた恐ろしささえ感じさせます。
ところが、区切りがつけば、何事も無かったかのように他愛もない会話や、えい子が振る舞う美味しい料理や美酒に嬌声を上げ舌鼓を打つ彼女たちの姿は、どこかコミカルであり、それだけに余計に怖いものを感じたりも。
その場に居合わせた女性5人は、毎年、命日にあわせて時子の館に集まり、彼女を偲んで宴を催していた。
その宴も4回目となったこの日、何者から謎のメッセージつきの花が届けられる。
耽美派小説の巨匠、重松時子は本当に自殺だったのか、それとも誰かに殺されたのか。
その謎を軸に描かれる5人の女性による心理サスペンスは、伏線を回収し何度も反転して明らかになる事実にゾクゾクとさせられました。
特に畳みかけるように描かれていく終盤。
この辺り、ミステリーに読みなれていると、残りページ数を見て色々疑ってかかってしまうのですが、少ないページで鮮やかに描き切っていて、思わずうまいなぁと感心してしまいました。
また、明らかになる事実は、下手すると嫌な気分になりそうなところも、ざらりとさせつつも読後感も悪くないんですよね。
さて、時子の館に集まる、それぞれ文筆業に関わる5人の女性。
時子のデビュー以来、私生活の面でもサポートしてきた編集者のえい子。
時子の異母妹で出版プロダクションを経営している、静子。
ノンフィクションライターの絵里子。
時子の姪で流行作家の尚美。
同じく時子の姪で尚子の従姉妹で純文学作家のつかさ。
館に届られた花に添えられたカードのメッセージにより、それぞれが秘めていた真実を明らかにしていく様子はなんとも不穏で、また、それは時子への憧憬や妄執、自身のコンプレックスなど、それぞれの心を抉っていくため、どこかホラーめいた恐ろしささえ感じさせます。
ところが、区切りがつけば、何事も無かったかのように他愛もない会話や、えい子が振る舞う美味しい料理や美酒に嬌声を上げ舌鼓を打つ彼女たちの姿は、どこかコミカルであり、それだけに余計に怖いものを感じたりも。
これが本当の「女子会」なるものなら参加したくないかも(笑)。
また、著者自身が作家である事、作品を生み出していく事などについて、登場人物の口を借りて、赤裸々にもまるで自身の想いを語っているかのような場面も心に残りました。
ちなみに鈴木京香などが出演で、映画化もされているとの事なので、こちらも是非観てみたくなりました。
また、著者自身が作家である事、作品を生み出していく事などについて、登場人物の口を借りて、赤裸々にもまるで自身の想いを語っているかのような場面も心に残りました。
ちなみに鈴木京香などが出演で、映画化もされているとの事なので、こちらも是非観てみたくなりました。


