今回も彼ららしいストレートで疾走感あふれるrock ‘n’ rollが全開に広がるアルバムとなっています。
ストレートさでいえば前作『Hellbound』の方がよりストレートな気がしますが、本作は、より破壊力が増しているような気がするんですがどうでしょう。
これは、フロントマンのジョシュ以外のバンドメンバーが一新されてから2作目という事で、その分の余裕というか、バンドとしての成熟度が上がっているからでしょうか。
個人的には前作よりも好きですね~。
特にアルバムの後半が好み。
そのお陰か全体を通して聴けるアルバムとなっていると思います。
『confessions』が彼らのアルバムでは一番好きだっりするので、それに通じるようなどこか哀愁めいた楽曲があるのもそう思える一因かな。
個人的には「Good Time」「Shine A Light」「Let’s Get Wild」「With You」あたりがお気に入りです。
さて、前作リリース時にはコロナ禍もあって来日ツアーはありませんでしたが、今回は期待したいですし、来日公演があれば是非とも行きたいところです。
ところで、日本盤にはボーナストラックが2曲追加されていますが、本国盤でもボーナストラック(的な扱い)として、Bryan Adamsの「Summer of 69‘」のカバーが収められています。
少しテンポは速めながらも意外にオリジナルに忠実な部分もありつつ、バックチェリーらしさもしっかりあって、カバーだと知らない人が聴いたら彼らのオリジナルなのかなと思ったりするかも?でも、Buckcherryにしては爽やかすぎかな(笑)。
てな訳でBryan Adams好きな人にも是非(笑)。