『パンダ探偵』 鳥飼否宇 | 固ゆで卵で行こう!

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ヒトが絶滅し200年。

 

進化し、言葉を話せたりできるようになり、文明化された動物達の世界で起きる事件を解決する探偵達を描いた短編集です。

 

タイトルのパンダ探偵はまだ幼さの残るジャイアントパンダのナンナンを指していますが、実際に解決するのは先輩探偵でライガーのタイゴ。

 

「シロクロつけてやる」のセリフが似合う探偵にナンナンがなれるのはまだまだ先のようです。

 

 

さて、描かれる事件は動物ならではの事柄を絡めた本格ミステリ。

 

しかしその動機などはヒトと変わらなかったりします。

 

知られざる動物の生態などの知識も得れたりもするのですが、初めて聞く動物の名前などは、ネットで調べながら読んだので思いのほか読むのに時間が掛かりました。

 

また、読むのに時間が掛かったのは、タイガがどうして探偵になったのかなど、意外に重い内容と共に、予想外の展開を見せるからだったかも。

 

可愛い動物達を主人公にした軽めのミステリかと思ってたんですが、この続きは意外にも冒険小説のような展開になりそう?