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演説の最中にフランス大統領が狙撃される。
幸い、暗殺は未遂に終わるものの、犯人は驚異的な狙撃の腕の持ち主である事が判明。
軍からの要請で、ジャック・リーチャーはその狙撃主を捜す事になるのだが、容疑者の一人はリーチャーにとっても因縁ある相手だった。
〈ジャック・リーチャー〉シリーズの新作。
フランス大統領の暗殺未遂の容疑者の一人は、リーチャーがかつて逮捕したスナイパー。
リーチャーはパリ、そしてロンドンへと飛んで、スナイパーの存在を探ります。
しかしながら今回相棒となるCIAの女性は精神安定剤を飲んでいる様子など、どこか危うさを感じさせながらも、本作はリーチャーの一人称で語らることもあり、スイスイと読み進む事ができます。
そして、G8での暗殺を阻止すべくスナイパーの居所を探るリーチャーですが、シャーロック・ホームレスと称されたリーチャーの脳裏に浮かぶものは果たして。
これまでも比類なき強さを見せてきたリーチャーですが、今回相手となるリトル・ジョーイの人間離れたした強さには、さすがのリーチャーも苦戦を強いられます。
そのぶん、肝心のスナイパーと対峙する場面はあっさりめだったので、もう少し楽しませて欲しかったかな。
けれどもタイトルが示していたように、暗殺計画の裏にある真実と結末に一捻りあるあたりは良かったですね。
さて、本作はシリーズ19作目ですが、日本で紹介されるのはこれでようやく9作目とのこと。
未訳のシリーズ作品もこの調子で次々と紹介されるのを待ってます!

