一畑電車でノスタルジーに浸る。 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

※ 「足立美術館」と「水木しげるロード」を訪れた時の記事の続きです。



今回の旅のメインの目的地へ行くのに利用したのは一畑電車、通称「ばたでん」。


車で移動しても良かったんですが、せっかくなのでローカル電車の旅も楽しもうかと。


しんじ湖温泉駅に着くと、一日フリー乗車券を購入し発車時間を待ちます。


乗車した電車は3000系。


もとは南海電鉄の高野線で活躍していたという電車で「ズームカー」の愛称があるとか。




昭和33年から36年にかけて製造されていた車両という事で、古さは否めませんが、こういういかにも電車って感じが好きな人にはたまらないのでは(笑)。


電車は宍道湖沿いを走り、朝焼けの宍道湖ではシジミ漁をする舟が沢山見られました。


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途中では平地では珍しいスイッチバックする駅(一畑駅)があったり、粟津稲荷神社の参道を横切るなど、変わった風景も楽しめました。





参道を横切る電車を外から撮れるといいんですが、時間的に余裕が無いので車内からパシャリ撮影


ところで車内では、車掌業務を兼務する電車アテンダントが乗っていて上記の事など案内してくれました。


ちなみにシフトのタイミングのせいか、行きも帰りも同じアテンダントの女性でした。



途中、川跡駅にて乗り換えて、終点の出雲大社前駅に到着。






駅舎内もいい感じです。


こちらの駅には数年前に映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」でメインで使用されていた車両デハニ50形・52号車が展示されています。






監督のサインが入ったパネルも置いてありました。


日本最古級の車両という事でもちろん木造。


いまの若い人にはある意味新鮮に映るのではないでしょうか。


そして自分のような古い人間には懐かしく思えます(笑)。


もっとも実際にこういった古い車両に乗った事あるというのは、田舎のローカル線を利用してた人に多いでしょうね。










さて、帰りの電車は川跡駅で乗り換えると行きとは違う車両に乗る事が出来ました。



この2100系は京王電鉄からやってきたという車両らしいです。


そして車内は2両編成の片方は普通のロングシートの座席でしたが、片方は観光用に窓を向いて座れるようになっているのが面白かったですね~。




ローカル線の旅、しろたんも満喫しました(笑)。





ちなみに島根県のゆるキャラ、しまねっこがデザインされた「しまねっこ電車」にはタイミング合わなくて乗れなかったのが残念。


途中の駅で車両工場に入っているのをチラッと見れただけでした。


機会があれば乗ってみたいなぁ。。。