『扉守 潮ノ道の旅人』 光原百合 | 固ゆで卵で行こう!

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扉守 潮ノ道の旅人 (文春文庫) 扉守 潮ノ道の旅人 (文春文庫)
光原 百合

文藝春秋 2012-08-03
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架空の町、「潮ノ道」を舞台にした短編集で、本書は広島文学大賞を受賞した作品だそうで、舞台となる町も著者が住む尾道がモデルとなっているそうです。



で、本書ですがその「潮ノ道」で起こるちょっと不思議で、ちょっと恐ろしくもあったり、ちょっと切なかったり、そしてほんのりと温かくなるような物語たちが収められていて、その潮の香りと山の空気を感じに尾道に行ってみたくなるような気分に読了後はさせてくれること間違いないですね。


個人的には最初に収められていた「帰去来の井戸」がツボでした。

誰にでも帰りたい場所や戻りたい場所、会いたい人がいるもので、また、そういった場所や人がいることと、そこに戻ったり会えたりできたら幸せなんだろうなと思うと、電車の中で読んでいたのですが涙腺が決壊しそうになり困りました(笑)。


ぜひこの「潮ノ道」を舞台にした物語をまた読んでみたいですね~。