映画とその原作「プリンセス トヨトミ」 | 固ゆで卵で行こう!

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万城目学

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万城目学原作の同名の小説を映画化した本作、レンタルしてきて観ました。


配役の男女逆転など細かい変更点は特段気にならなかったですが、やはり最後が冗長に感じちゃいましたね。


なんだか無理やりというか、なんとなく丸く収まったけど、いまひとつその辺が理解しにくかったですね。


岡田将生演ずる旭ゲンズブール(原作では女性)の絡み方もいまひとつで、堤真一演ずる松平の決断の仕方も唐突感は否めない。


そして綾瀬はるか演ずる鳥居にはもうちょっとミラクル的な役割を与えて欲しかったなぁ。


父から息子へ受け継がれるものというテーマ自体は原作のスピリットを受け継いでいるけれど、その裏で女性は・・・っていう部分が希薄だったのも残念。



そんな中でこの映画で一番吃驚したのは、無人の大阪の街を走り回る綾瀬はるか嬢の姿。

胸が揺れる揺れる(笑)。
あんなに胸が大きい人だったっけ?


ま、いいんだけど、そこが一番吃驚したってのと、大阪城公園でたこ焼き屋さんのお兄ちゃん役で玉木宏がちょこっとだけ出演してるってのがドラマ「鹿男あをによし」を観てたファンはちょっと嬉しかったかも(笑)。



ちなみに原作の感想はこちらです→http://ameblo.jp/rasimaru/entry-10221824276.html



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