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アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)
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上野署組織犯罪対策課の警部補・八神瑛子はその美貌からは想像できないような、目的の為に暴力も駆使し、同僚を金で買い、暴力団や中国マフィアとも繋がりをもつ悪徳刑事。
その上野署の管轄内で暴力団の組長の娘が刺殺されるという事件が起こり、瑛子は独自に事件を追い始めるのだが・・・。
主人公の八神瑛子は3年前に夫を亡くし、そのショックで宿していた子の命も失う。
夫の死を自殺と断定した警察組織への憎悪からか、職に復帰後はかつての模範的警官からは想像もつかない悪徳警官へと変貌。
果たして瑛子の目的は夫の死の真相を追う事と、夫の死の真相に蓋をした警察組織への復讐なのか。
その胸の内は描かれず、余計な描写を排した感じは海外のパルプ・ノワールを彷彿とさせるものがあって、そういうのが好きな人にはお勧めです。
ちょっと違うかも知れませんが、リチャード・スタークの〈悪党パーカー〉シリーズをライトにした感じといった感じでしょうか。
今回は八神瑛子を紹介するプロローグといった感じでしたが、悪徳警官を排除しようとする署長の富永などの監視を潜り抜け、どのような活躍を今後見せるのか楽しみなシリーズの開幕です。
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