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彩雲国物語 紫闇の玉座(下) (角川ビーンズ文庫)
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〈彩雲国物語〉シリーズ完結編です。
上巻は秀麗の活躍がメインで国王である劉輝の出番はありませんでしたが、この完結編の下巻では上巻とは逆に劉輝がメインのお話となっています。
これまで周りからダメ国王の烙印を押されていた劉輝ですが、果たして秀麗が未来を託したいと思えるような国王となれるのでしょうか。
その答えは劉輝自身の選択にかかっています。
果たして劉輝が指し示す国の未来とは・・・?!
というわけでなんだかんだ言っても大団円となったラストではないでしょうか。
あの人はどうなったの?
なんであの人はこういうことしてたの?
あの伏線はどうなった?
などなど、突っ込みを入れたい部分はいっぱいあるかも知れませんし、もしかしたらこのさき外伝などでそれらが語られる日が来るかも知れません。
けれどそういった部分を抜きにして、あの人もこの人も、思わず好きになってしまうようなラストは少々出来過ぎじゃないのかと思わなくもないではないですが、愛されるシリーズのラストとしては歓迎したいところじゃないでしょうか。
なにはともあれこうやって完結されたこと自体もめでたいですし、著者にはお疲れ様と愛すべき世界を生み出してくれたことに感謝したいですね。
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