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ロジャー・マーガトロイドのしわざ (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
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クリスマス・イブ、パーティの為にロジャー・フォークス大佐の邸に集まった人々は、吹雪によって閉じ込められた状態の邸の中で、更に密室状態の部屋からゴシップ記者が殺されているのを発見する。
なんとか近くに住む引退した元スコットランドヤードの警部補を招き、事件の解決を求めるのだが・・・。
著者は本作品を書く前にアガサ・クリスティ長編66作全てを再読あるいは通読し、67作目のクリスティばりの作品を自ら書き上げる気になって作られた物語だそうです。
そういった訳でクリスティのファンならより楽しめる作品となっているのでしょうか。
しかし自分はクリスティの作品を読んだのは20年以上前の事。
これがクリスティっぽいのかどうかは最後まで分かりませんでした(笑)。
でも、こういった本格ミステリーを読むのも久しぶりなので読んでて楽しかったですねぇ。
フォークス大佐の邸にパーティの為に集まった地元の名士やミステリ作家に女優など。
それぞれが招かざる客で殺されたゴシップ記者によって隠しておきたい自身の過去を握られており、誰もが犯人として疑われておかしくない。
そんな中で閉ざされた雪山や密室といった状況にあって、誰がどのように殺したのか。
考えながら読んだんですが、途中で犯人について誰々は犯人ではなく、誰々のうちの誰かが犯人ではという予測はつきました。
なので全てが明らかになった時には「そういうパターンか」と思っちゃいました。
この作品を読まれた他の方の感想をみると日本の新本格みたいと述べている方が何人もいらっしゃったのが分かります。
そういった意味で驚きは少なかったですねぇ。
しかし折角の機会なので、妻が持ってるクリスティの作品をいくつか読んでみようかなと思ってます。
そして果たして本作がクリスティばりの作品だったのか確かめてみたいですね。
