『シャーロック・ホームズの冒険』 アーサー・コナン・ドイル | 固ゆで卵で行こう!

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シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫) シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)
コナン・ドイル

新潮社 1953-03
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名探偵シャーロック・ホームズの活躍を描いた第一短編集。


「まだらの紐」「赤毛連盟」「唇のねじれた男」「ボヘミア国王の醜聞」など有名な作品が収められているため、初めてホームズに触れるという読者には入門書に最適かも。


実際にこうやって随分久しぶりに読み返したけれど、やはり楽しめるのは間違いなかったですねぇ。


で、上記のような有名な作品などはタイトルだけで内容まで思い出せたりするんですが、中には読み始めないと思い出せなかったり、読んでも全く記憶になかったものまで様々。

その昔読んだ時の記憶などあてに出来ないものだけれども、今読んでも大好きなのに変わらないのは「唇のねじれた男」ですね。

死人も出ないですし、ホームズが見せる茶目っ気も何故か嬉しく思えるんですよね~。


しかし、こうやって読み返すと同じような動機の事件ってのが意外に多いもんですね。

そういった点はちょっと残念な気もしますね。



ところで今回もハヤカワ文庫版は画像が出ないので新潮文庫版へのリンクを貼りましたが、新潮文庫版には「技師の拇指」と「緑玉の宝冠」という作品が収められておらず、別の作品集に収められているそうなので、これから購入を考える方はご注意の程を・・・。