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旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120)
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失った記憶が「修復」されたグイン。
しかしそれは不完全なもの。
スーティたちのことなどをすっかり記憶から抜け落ちてしまったもののケイロニア王としての記憶は戻り、王としてのグインにとっては今後の事を考えるとまだ良かったのかも。
けれどもスーティとは何か絆で結ばれていると感じるグイン。
いつか二人の運命が交わるときが来るのか。
そして読者はそれを目撃する事ができるのか。
著者の体調の事も考えると、まさにヤーンのみぞ知るといったところでしょうか。
それにしても今回の巻は今後の中原の行く末を占うような話でしたね。
またも話が進まなくて残念ではありましたが、今後の為の布石をうっておく為には必要な巻だったのかも。
特にヨナが語るミロク教の現在のこと。
そしてその裏に見える不穏な気配。
これから中原に嵐を巻き起こすのはイシュトヴァーンなのかと思っていたら、意外なところで火の手があがってくるのかも知れないですね。

