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図書館内乱
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「図書館」シリーズ二作目。
一作目であった世界設定などの解説が少なくなったぶん、物語の中にスッと入っていけました。
図書特殊部隊の隊員であることを黙ってきた郁が、両親が娘の働く姿を見学にくる事になる騒動や、小牧と毬江の恋愛模様、手塚とその兄である慧との確執、そして図書館界に蠢く陰謀。
色々と見せ場がてんこ盛り。
その中の軸が郁と堂上との関係なんですが、最後は早くもそうくるのかって感じでした。
三作目でそういう展開になるのかと思ってたんで、思ってたよりも早い展開に次作を早く読まないとって気にさせられますね(笑)。
それにしても郁の同期である誰もが認める美女で情報通の柴崎ではないけれど、郁のバカがつくほどのまっすぐさは憧れますね。
慧からの誘いの言葉に自分の気持ちにまっすぐ向き合う様子は格好よくさえ見えます。
慧の理想も理解できるので、単純に自分の想いに正直になれるかどうか、自分だったら難しいなぁ。
ところで今回は柴崎に大きくスポットが当てられているのが特徴でしたね。
彼女の選び歩んできた道は彼女自身の心を固く閉ざす事になっていた訳だけれども、郁の存在が、そして手塚の存在が彼女の氷を溶かしていくようで、そういった点でもこの先注目していきたいですね。

