マット・デイモン主演の“ジェイスン・ボーン”シリーズ三作目となる映画「ボーン・アルティメイタム」を観てきました。
今回も印象に残ったのは臨場感を高める為にか多用するハンディ・カメラの映像。
体調悪いときに観ると気分が悪くなりそうなぐらいに画面がぶれます(笑)。
こまかくこまかくカットしてアクションシーンを繋げ、ひたすら観客はボーンと共に走りまくる事に。
そしてその果てにボーンが見付ける真実とは・・・。
単純なハッピーエンドはこのシリーズには似合わない。
けれど観終わった後に爽快感さえかんじさせてくれるところがニクイところでした。
もっとも個人的にはシリーズの中では二作目の「ボーン・スプレマシー」が一番好きかな。
さて、原作の方はロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』(原題は同じく「ボーン・アルティメイタム」)。
こちらの方は映画の一作目で舞台を原題に置き換えた時点で原作とはかなり違ったものになっていたのが、二作目の冒頭でマリーが死んでしまう事によって全く違う物語へと映画の方は発展する事になりました。
原作ではマリーはボーンと結婚し子供までもうけており、この『最後の暗殺者』ではボーンも50歳を超えて自身の老いと、自身の中に眠る“ジェイスン・ボーン”とその記憶と家族への愛との狭間で苦悩しながらも、世界をまたにかけて自身と家族を守るために宿敵との最後の戦いに挑む姿が描かれています。
映画とは全く違ったボーンの魅力を感じる事ができるので、映画を観た人でもじゅうぶん楽しめるでしょう。
なお、原作の感想はこちら 。