『機動戦士ガンダムUC① ユニコーンの日(上)』 福井晴敏 | 固ゆで卵で行こう!

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機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース 189-1)/福井 晴敏
¥672
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宇宙世紀0096年。

工業用コロニーに住む16歳の少年バナージ・リンクスは、人工太陽近くに漂流する少女を助ける。

オードリー・バーンと名乗る謎の少女は戦争を止めるためにコロニービルダーに行きたいと言うのだが・・・。





最近新しいガンダムのアニメ「機動戦士ガンダムOO」が放映され始めましたが、この作品は『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』などでお馴染の作家・福井晴敏が描くガンダムの世界で、設定としてはオリジナルのガンダムの世界を受け継いでいます。

福井さんと言えば元々アニメのガンダムに関わっていた事も有名ですし「ターン・エー・ガンダム」の小説版を書かれた事もありましたよね。


舞台は映画「逆襲のシャア」の3年後で、ネオ・ジオンの残党やネェル・アーガマ、ロンド・ベルなどお馴染の言葉がいっぱい出てきます。


また、名前は偽っているけれど実際に「Zガンダム」で出ていてた人物も登場。

そう、姫様と呼ばれる人と言えば・・・ですよね。

他にもこれからおいおいと出てくるのでしょうか。


この1巻では本当に序盤の序盤といった感じで物語自体は殆ど進んでいません。

じゃあ、何が描かれているかというと、宇宙世紀の歴史的背景・コロニーやモビルスーツ、ミノフスキー粒子などの技術的説明やSF的設定や状況説明が多く描かれています。


そんな訳で主人公のバナージが謎の少女オードリーと共に世界で最も影響力のある企業アナハイムエレクトロニクスの代表であるカーディアスの屋敷に辿りつくところまでしか描かれていないので、この巻だけではかなり消化不良な感じに襲われるかも(笑)。


「ラプラスの箱」と呼ばれる世界を変えてしまうかもしれない謎の“箱”の正体とは?!

シルエットしか出てこなかったユニコーン・ガンダムとはどんなMSなのか?!

そしてオードリーの正体とは?!(バレバレですが(笑))


何はともあれ気になる人は2巻を読め!(笑)




ところでなんとも不親切な事にこの本は小説にも関わらずコミックスの形態をとって販売されています。

で、お店によっては当たり前のようにコミックスのコーナーに並んでたりするので、漫画と間違えて買っちゃう人も多いようです。

この辺は出版社はちゃんと考えて出して欲しかったですね。