- 著者:北方 謙三
- 『水滸伝(11) 天地の章』 (集英社文庫)
宋江と晁蓋、二人の意見の対立が深刻化し始める。
強大な宋という国を倒すために攻勢に転じるには、梁山泊が10万人の兵力を持つまで待つべきだと主張する宋江。
3万人集まったところで一気に攻勢に出るべきだと主張する晁蓋。
頭領二人の意見の対立は、梁山泊に何をもたらすのか。
梁山泊の行く末を占う上でもただ一つ一つの戦に勝つだけでなく、闇塩の道の整備を始めとして、梁山泊が国として宋という国と争う事が出来る為の準備は着々と進められている。
宋江と晁蓋、互いの意見が交わらない中、晁蓋は今こそ秋(とき)がきている軍を動かす。
そして宋江は自分達の主張の他に、もう一つの意見がある事を知る。
果たして梁山泊が取るべき道は・・・。
その時、思いもよらぬ出来事が!
それは梁山泊のこれまでの勢いが全て止まってしまうような事になってしまうのか・・・。