23日、大阪城ホールで行われたMotley Crueのライブ。
不慮の事故によりオープニング・アクトのBuckcherryには間に合わず、それどころかメインのMotley Crueにも間に合うかどうかのギリギリの時間になっており、急ぎに急いで会場のある駅に着いたのは18時前。
「もう始まってしまう!」と駅から城ホールまでダッシュ!
アリーナ席の係りの人に席まで案内して貰い、汗だくになりながら席に着いたと同時ぐらいにステージの幕は上がった!
オープニングは“Shout At The Devil ”!
ステージでは炎が上がり、観客も「Shout!Shout!」と声と拳を上げて会場内が一気にヒートアップし、そのまま2曲目の“Too Fast Love”に続いた。
サーカスのテント小屋に見立てたステージでは、炎の他に露出度の高い衣装を身に纏ったグラマラスなおねーさんが妖艶な踊りも見せてくれ、メンバーよりもそっちの方に目を奪われたおじさん達も多かったのでは(笑)。
その後も上げに上げるような曲目で盛り上がったところで10分間のintermissionへ。
2部構成となっている今回のツアー。
第2部は“Girls, Girls, Girls,”で幕を上げた。
10分間のintermissionを挟んだ後だけに、“Girls, Girls, Girls,”と続く“Wild Side”で再び会場内の雰囲気を盛り上げてくれるような選曲が続いた。
“Home Sweet Home”では会場内のアチコチでライターの火が灯り(スタッフも殆ど止めてなかったようだ)、みんなの合唱する声も大きかった。
見ものだったのはドラムのTommy Leeのソロ・コーナー。
天井から吊るされた2つのドラム・セットを、Tommyがワイヤーに吊られて右に左にと空中移動をしながらドラムを叩くソロ・コーナーは、雑誌ではあまりよく書かれてなかったみたいだけど、何よりTommy自身が楽しそうにやってるのが伝わってきて、初めて見る自分はとても楽しかった!
そしてそして・・・噂には聞いていたけど、日本でもやってくれたTommy Leeのおっぱいコーナーがやってきました!
これはハンディ・カメラを持ったTommyが、オーディエンスの女の子に向かってカメラを向け、その子に胸を出させてカメラの映像を会場内のスクリーンに映し出す・・・そりゃもう鼻血ブーのコーナー(笑)。
この日は三人の女の子が勇気を持って胸をペロンと出してくれました(拍手!)
しかし、自分だったら彼女連れで前の方の席にはいけないな、なんて思ったりもした(^^;
この後は今回のベスト版に入ってる新曲“Sick Love Song”を演奏。
個人的には気に入ってる曲だけど、やはり昔の曲に比べると周りの反応は薄かったように感じた(^^;
ところで正直長過ぎたような気がするのがギターのMick Marsのソロ・コーナー。
この後は“Kickstart My Heart ”で本編を締めくくるだけなので、もう少し短めにしてもう一曲ぐらい演奏して欲しかったかも(汗)。
そしてアンコールは“Anarchy In The U.K.”
アンコールで出てくるまで随分待たされたが、やはりアンコールはこの曲だけでした。
ラストがこれだけらしいっていうのは多くの人が知ってただろうし、アンコールの拍手が鳴り響く中、帰る準備をしながら待ってる人もチラホラと見受けられたのが少し寂しいところだったかも(^^;
それでも、ヴォーカルのVince Neilのハイトーンな歌声は健在だし、Nikki Sixxのベース破壊も見れたし、まさに“ロックン・ロール・サーカス・ショウ!”といった感じの豪華なステージには圧巻され、とても満足いく楽しいライブでした♪