映画『ルパン』を観てきました。
子供の頃、ワクワクしながらポプラ社の「ルパン」を読みふけり、原作者であるモーリス・ルブラン名義のものは全部読んだ記憶がある(ルブランが死亡した後、遺族の了解を得て正式な「ルパン」ものとして5作品があるが、そちらは1作しか読んでない)。
そんな訳で、非常に楽しみに公開を待っていました。
オープニングが実にいい。
「ルパン」の雰囲気にあうようなビジュアルに音楽。
自然と高揚してくる胸の高鳴りを感じた。
イメージと合わないと感じた方も多いかも知れないが、ロマン・デュリス演じるルパンそのものも個人的には悪くなかった。
映画全体に漂う雰囲気もいい。
どのように展開していくのか楽しみながら観れて面白かった。
しかし、ちょっと長く感じた映画だ。
原因は何か?
それは詰め込み過ぎって事じゃないだろうか。
基本的に3つの原作を元に映画化されている為、それぞれの謎解きの部分がおざなりで、さらっと謎も解明で欲求不満に。
謎解きはどれか一つをメインにし、アクション部分を増やしたりして、ルパンそのものが活躍するシーンをもっと観たかった。
もしくはルパンの人生を描くなら、華やかなパリの生活やルパンの苦悩する姿をメインにするような話の展開が欲しかったかも。
ラストも「これで終わり?」といった感じで、続編が考えられているのか・・・。
折角の魅力的な題材も、そして魅力的な舞台背景も、欲張り過ぎて印象が逆に弱くなっているような、そんな印象を受けた。
ところで「ルパン」を自分が読んだのって随分昔になる。
なので、「ルパンてこんな話だっけ?」と思う事がしばしば。
同じように思った方も多いのでは(笑)。
なので、この機会に「ルパン」をもう一度全部読んでみたいな、と思いましたね。
それからまた映画についての感想も考えなおしてみたいかも。
『ルパン』オフィシャル・サイト http://www.arsene-lupin.jp/ (ストーリーは激しくネタバレしていますので、未見の方は注意)
・ルパン@映画生活