- 著者: 半村 良
- 『戦国自衛隊』 (角川文庫)
日本海側で大規模な演習する為に終結していた伊庭三尉を中心とした一団を、突如巻き込んだ異変。
彼らは戦国時代にタイムスリップし、長尾景虎・・・後の上杉謙信となる男に出会う。
自分達のいた昭和の時代に戻りたいと願っていた隊員達も、いつしか新たな時代で大きな野望を抱く。
間もなく新たに福井晴敏の手によって生まれ変わった映画が公開されますが、それに先立ち、本家の『戦国自衛隊』を読んでみました。
昔あった千葉真一主演の映画版はTVで放映された時に観た事はありますが、なにぶん随分むかしの話なので、肝心の内容についてはさっぱり覚えてないの事もあり、新鮮な気持ちで読めました。
なんといっても設定が魅力的ですよね。
戦国の世に現代の兵器を持った軍隊が現れ、天下を目指すってのは。
「歴史に介入するとどうなるのか」
「過去を変革すると、未来はどうなるのか」
タイムスリップものの永遠のテーマでもある問題に関しては、ネタバレになるので伏せますが、物語が始まって早々の説明で、あっさり(?)解決といった荒業も面白い(笑)。
ただ、物語自体は長編といっても200ページもないぐらいなので、もっと色んな話が盛り込んであったらなぁ、と感じてしまうかも。
ところで福井晴敏版『戦国自衛隊』の『戦国自衛隊1549』も読んでみたいところだけど、本屋さんで見かけたところ、なんつーか、変な造本ですね。
本棚に並べたら思いっきり浮いてしまいますね(笑)。
こりゃ、文庫待ちでいいや(笑)。