今日は仕事で岐阜へ。
名古屋鉄道の岐阜市内線を含む3線が今月いっぱいで廃線になるというので、
ついでに乗ってきました。
さすがに廃線直前という事で、カメラを構えた鉄ちゃん(鉄道ファン)が、
雨の平日にも関わらず、大勢いました。
車内も座るところが無いほど乗っており、中からは、
「乗ったのは何年振りかなぁ」
と話す、地元の人とおぼしき老夫婦の声も。
また終点駅では、かなりのお年を召されたお婆ちゃんが、
「毎日病院行くのに乗ってたけど、これからどうしたらいいか困った」
と、こぼしてる姿も。
採算の合わない路線が廃線になるのは、しょうがないと言えばそうなんですが、
やはり寂しいもんですね。
きっと、無くなって初めてその寂しさに気付く方もいらっしゃるのでは。
また、環境に優しい電車を未来に残す事は、
企業だけでなく行政、地域の住民共々考えていかなければいけない問題かも知れませんね。
“無くすのは簡単、でも一度失ったものを取り戻すのは非常に難しい
”
・・・のですから。
あ、ちなみに自分は別に鉄ちゃんではありませんので、あしからず(笑)。