愛知県高校野球連盟のサイトに土日の結果が出ましたね。
愛知高校と高蔵寺高校の一戦は、本格派右腕の両先発が試合を作り
リリーフに委ねた終盤で明暗を分けた結果になりました。
高蔵寺高校が反撃の口火を切ったのは八回から登板した平野君から放った三塁打からで、
この一撃が無かったら違った結果になっていたのかもしれませんね。
五回表に打たれた2ランHR以外での得点を許さなかった熊谷君からマウンドを
譲り受けた井村君は旧チームでは東邦戦で先発を任されていたぐらいに経験豊富なので、
大一番でのリリーフにも動じず見事無失点で切り抜けて最終回の逆転劇を呼び込みました。
逃げ切りを計った愛知高校は最終回のマウンドをエースナンンバーの大原君に託したものの、
その大原君が乱調の末に押し出し死球で逆転サヨナラ負けという悪夢のような幕切れ。
勝った高蔵寺ナインはまるで優勝したかのような大騒ぎ。
大原君にとっては最悪の一日になったのかも知れませんが、
滅多にお目にかかれないレベルの美フォームから繰り出す速球には非凡なものを感じたので
今後の逆襲に期待しています。
高蔵寺の先発は長身本格派の熊谷君。
熊谷君は夏の大会で投げて無かったような気がするんだけど、それだけ高蔵寺の投手層が厚いって事なのかな。
話が逸れるけど旧チームのエースだった岡田君のストレートは本気(マジ)で凄かった。
力のあるストレートを低めに集め(ていたような気がする)、
名古屋市大会で私学四強を打ち砕いた愛知高校の強力打線を二点に封じ込めた。
なんとなくボディバランスが日大山形の庄司っぽいような・・・
この日はサードで先発出場しラスト2イニングス(だったよね?)を任され無失点に抑えた。
夏の県大会ベスト4の中部大一に続き、名古屋市大会優勝の愛知高校まで
倒した高蔵寺はこれで勢いに乗るかもしれませんね。
夏県大会の東郷高校を思わすような旋風ですね、これは。

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