細胞分裂の復習、新しい顕微鏡について | ラスカルのブログ

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日々の実践記録でした。2016年3月で理科授業記録は終了しました。

 今回は細胞分裂の復習を行い、大部分の時間は積み上げプリントに割りあてた。
 
 
↓今日の内容
 

 

 
↓教科書P82やってみよう
 

 

 

 
この後、積み上げプリントに取り組み細胞分裂の復習を行った。
 
次に、今年度、設備を行った。顕微鏡について述べたい。
 
↓今回購入した顕微鏡 (生物顕微鏡ウィングブルー WB400)
 

 

 
↓背面はUSB端子、電源端子などがある。電源は増設コンセントになっている。
 

 


↓コードは背に内蔵している。充電が必要になったら生徒が各自で簡単にコンセントに繋ぐことができる。
 

 

 
↓LED光源を内蔵しているが、反射鏡も使うことができる。
 

 

 
 なぜ反射鏡が付いているかというと、従来の「顕微鏡の使い方の学習」に対応したものである。つまり、テストなどで「顕微鏡の使い方」の「反射鏡の調整」について説明できるようにするため、わざわざ、ほとんど使わない反射鏡を内蔵しているのだ。
 
 もともと、理科室に設置してある顕微鏡は高価であるが、保存状態が悪いのでレンズやプリズムがカビによって腐食し見づらくなっている。
 
※購入して30年経過しているのでやむを得ない。
 
 レンズのカビは分解清掃でとることができるが、プリズムは難しい。カビは除去しても、プリズム蒸着はがれはどうにもならない。
 プリズムが腐食したものは修理に出しても修理代が高くつくのですべて廃棄し、今回新たに顕微鏡40台購入した。中学では一人1台顕微鏡観察を行うのが普通であるが、今までの顕微鏡では当たり外れがあり、運の悪い生徒は光学系に発生したカビや曇りで観察できない生徒がいるが、この顕微鏡は優れもので、観察していて「見えない」という生徒は一人もいない。また、近年の顕微鏡の解像度は向上している。たとえば、ツユクサの気孔などは葉の表面を剥がすことなくそのまま置いてもはっきりと気孔が観察できるのだ。
 
 昔のオリンパスやニコンの顕微鏡は高価で8万円前後したが、これは一台5万円前後で購入できた。しかも高性能である。思い切って購入し良かったと思っている。