鮮明に覚えているのは散乱したパーツと
右側にマシンが2台ほど横たわってて行き場が無かったコース上の光景。
一瞬の事だけどスローモーションの様にすら感じた。
ガシャンっとまた右側で音がした
“人はどこにいるんだろう…撥ねたくないな…”
そう思ったと同時に
“あ、パーツ散乱してる。踏んだらパンクするのかな?”とか冷静だった
コース上を諦めて、フラフラっと芝生へ、その瞬間…パーツが散乱してた所にマシンが流れて来てた
“あーー当たるのかな?そしたら、私どうなるかな”
“ま、芝生だし倒れても痛くはないかな”って、
もうどうにもできないから運に任せるか
って所に
鮮やかな水色のマシンが横たわったマシンに
Tの字になる様なカタチで凄い勢いで追突した。
物すごい音だった。
“え?なんで減速できなかったんだろ”って思った
後から考えたら、何らかの理由で少し出遅れて後方から加速してきたら転倒して大惨事になってるなんて分からないのだろう…
私も進んでる方向へ私を追い越す勢いで、ライダーが飛んで行った…
マシンは縦回転までは見た。
“あのマシンが当たるのではないか…”
なんか周りも自分も速度感も全く分からない
実際は大丈夫な位置にいたのかもしれないけど、恐怖で曖昧な記憶
“当たったら痛いよな、首に当たったら死ぬのかな…”とか“あー壊したら申し訳ないな”とか
僅か数秒の間だろうけど、
色んな事思った。
次々と追突してマシン飛んできたらヤバいよなっと、とにかく芝生で転ばない様にすることに集中して4コーナーあたりまで芝生に逃げてた。
そっと振り返ると…
遠くで恐ろしい事になってた。
JP250 決勝
誰もが危険と隣り合わせなのは仕方ない事だけど、誰もが誰かを危険に晒そうだなんと微塵も思ってないと思う。
危ないからレースなんかやめよう!とはならないのは、本当に麻薬のような趣味なのかもしれない。
グリファスさまより
綺麗でかわいいキャンギャルちゃんを
ひさぽんさんが召喚してくれて華やかになりました![]()
かわいいから載せちゃうね![]()
神様は不公平だな。笑
最後となるJP250の4耐。
昨年はリタイヤとなっていたので完走は絶対にしたかった!!
それに、いっぱいお世話になってきている方々のチームなので頑張って走るぞ
ってすごく思って臨みました![]()
昨年もスタートやったし
緊張は全くしてなかったです!
楽しみでしかなかった![]()
出来るだけ順位を大きく落とさずに周回したいな!
そう思っていました(*^▽^*)
みんなでワイワイとグリッドを過ごして![]()
【そのシーン切り抜き】
https://youtube.com/clip/Ugkxl2TbQk7nYHkDBVrvKjVcqPJiihI1ALHg?si=BCmiaTrjZwyZfLMJ
楽しかったです![]()
そして、カウントダウン共にスタート!!
ハーネス待ちで出遅れてしまったものの、スタートは先ずまずだったかなって思いながら加速!!
位置的に4速で引っ張って1コーナーへ
イン側から抜くのがセオリーだし、その方が安全だとわかっていたけど行き場所が既に無かった![]()
アウトへまくって2台くらいパスしてそのまま3コーナーのインに入るぞ!って顔あげた時に
冒頭のクラッシュが起きていました
cbr cupでも私は真ん中辺りにいつもいるから、どうしても1〜3コーナーは混雑するのが常だった事が幸いしたのか、私のビビりが幸いしたのか…
勢いが足らない性格も避けれた理由かもしれない。
赤旗となりピットへ。
怖くなったのはスプーン過ぎて、失速を始めてからでした。
相当な勢いで真横で激突してたよな…と。
ピットレーンでみんなは何があったのか分からないみたいで「何があったん?どしたん?全くわからん」と。私はてっきりモニターで映し出されてると思っていたので、映されていないって聞いて、やっぱり大惨事やったんやなと![]()
私は淡々と状況を話してるつもりだったけど
みんなが
「えみちゃん落ち着いて!!」 って、めっちゃ言うの。笑
そんなに興奮してたかなw
って自分では思うんやけど、
とにかくバイクから降りな!落ち着いて!
って何回言われたかな![]()
一頻り話おえて、とにかく座って温かい物でも飲みな!!って宥められて落ち着きました。笑
人間、こういう時ってコーヒーとかお茶とか要らない…
白湯にした。![]()
その後、ライダー集められてスタートやり直しの話があって…
この時には冷静になってたからこそ、
本気でスタート嫌だった。
言えなかったけど、本気で嫌だった。。。
とにかく、まだ怖かった…![]()
だけど交代はできないから行くしか無い![]()
田原さんに「代わってあげたいけど、できひんし…もうこんな事あって怖いやろうから、ほんま順位とかええからね。危ないって思ったら、もうホンマ気にせんと行かんと引いて。」って言って貰えて
めっちゃほっとした。
リスタートへ向かう。
グリッド辺りに着いて、田原さんと監督といたら
「ライダーさんは向こう側に行ってください!」
ってオフィシャルさんに言われて、トボトボとスタート位置へ…![]()
前に20台以上…
振り返ると30台以上の人とマシン。
さっきはそんな事思いもしてなかったのに
急に「こんだけ一斉にスタートだもんな…」と
不安に襲われてしまった。
まだ時間あるかな…
と小走りで、田原さんと監督の元へ![]()
「すみません、ちょっとハグしてください…」![]()
監督
「へ?なんて!?
」
って言われてしまったけどwww![]()
二人にハグして貰って再度、一人でスタート位置へ…
“頑張って1時間走らねば”
そうしっかりと思い直して気合い入れて…
いざ、スタート!!
もうめっちゃダッシュした!
いったるで
っとエンジンスタート!
さっきのクラッシュ場所はオイル処理してあったからみんな丁寧に通過!!
よかったーって思ったその時…デグ2で
知ってる人が
転がってますやーーーーーん![]()
もう…そういうの見たく無いんですけどぉ…![]()
って思った。笑
SCになって、
「はぁーーーーーー
今度はタイヤ冷えてスタートやん…また怖いやん…」とか思いながらSCの隊列を走る。。。そこで、
ハーネス忘れてたーーー![]()
って気がつきました…![]()
スギちゃんさんより。
びよーーーんしてるw
そういえば、スタートで背中ポン。ってやってもらう前に出てしまってた…![]()
ハーネスが引っかからないか心配だったけど、影見る限り大丈夫そうだった。だけど、ごめんなさい![]()
kohei N.さんより
そして、タイヤ揉むにもSCカーの後方だから、渋滞でツーリング状態で揉めない![]()
しかも、なんで?って所でギア抜けてしまって飛び出して5〜6台順位落とすという失態…あぁ〜ごめんなさいぃ〜
落ち着け私…![]()
ながーいSCがやっと開けたけど、タイヤ冷えてるよなぁ…と恐る恐る再スタート。
さすがに周りも直ぐには抜いたりしてなかった。
その後、だんだんとばらけてきて
私も落ち着きを取り戻してこれたのもあって
段々とペースアップ。
後半には7〜8割の気持ちだったけど、
43〜42秒周回ができるようになって一安心!!昨年よりアベレージは確実に上がりました![]()
色々あったけど、42.0秒が本番ベストだったし、7〜8割での気持ちでのベスト更新は嬉しかった![]()
そして、サインボードにPITの文字を見た時は安堵しました。
田原さんにバトンターチ![]()
![]()
しかし、すぐにコントロールタワーに呼び出しがありまして…SC中のオーバーランは違反なので訓戒処分に…すみませんでした。
その後、あと30分かーと、お手洗い行っ戻ったら、なぜかピットに田原さんがいるw
え?そんな長い時間トイレにいたっけ![]()
って本気で思った。笑
そしたら「やってもうたww駒みたいに、グリンって転けた!何で転んだのかわからへん!」っと。
あ、転んだんですか!?![]()
ってなって
修復に30分程使ったので
次の走行は私…
また不安。笑
聞いたらそんな大ダメージじゃないって話だったし念の為にTカーからパーツも移植。
直って再コースインの時に「ブレーキとハンドル周り大丈夫ですか」って確認したら
神やんさんとひさぽんさんが自信持って
増し締めした。問題ない!って返事してくれたから、安心した。
ひさぽんさんが大きな声で
「1周目2周目まで様子みてな!気をつけて!!」
って言ってくれて、再度安心した。
マシンは直ぐにハンドルの高さか位置が違うのがわかったけど、走れない程ではなかったからそのまま走行。気になるけどw
でも残り30分だから走る!
スギちゃんさんより
寒くなって来てもいたし、きっと路温も低下してるだろうなと、チェッカーを目標にっと気持ちを切り替えて走行!ラストスティントは30分くらいにはなっちゃったけど、無事に終えた!
田原さんがその後淡々と走って
#94 GOINGwithMADDEST は48位でチェッカーとなりました![]()
田原さんの走りで私が落とした順位を20位まで上げてくれてたのでやっぱりさすがでした!!
笑いまくりのとっても楽しい4耐になりました。
普段、私はガチガチど真面目にウィークを過ごしているので、今回のみなさんとは、終始笑いがあって本当に面白かったです
お腹抱えて笑いました!
本当に素敵な一生の思い出になりました。
心から感謝しています。
GOINGwithMADDEST
最高![]()
ありがとうございました![]()
GOINGさんのYouTubeが
上がり次第お知らせしますね![]()
プロモだけ先行公開!
またね![]()




















































が左りから右へと飛んで行ってて…




