猫の童話集⑩~せいやにともるいのちのひ:後篇~
(きのうからのつづき)ふしぎなじかんとくうかんがこうさするばしょでみけねこがであった かこのじぶん…このよにうまれでるまえの みけねこのたましいはまっくろい ふきつなけむりをまといほかのねことはちがうことを いうのですこのあしかせはびょうきわたしはびょうきをもってうまれる…このとき みけねこはおもいだしますいつものせいかつをまいにちねたきりでたちあがろうとするだけであしのふしぶしがいたみますねながらのびをしててやっとあたまをおこすだけでもなぜかりょうあしがびりびりといたむのですそうすると にんげんがごはんをもってきてみけねこにたべさせますたべおわるまでにんげんはもうかたほうのてでみけねこをたいせつになでつづけますにんげんは ねこがみさまにおいのりをしてみけねこをなんとか なおしてくだいとなんとか ながいきさせてくださいといつもいのっていることを…みけねこは ふしぎなくうかんでチビチビに あらためてきづかされたのですと…みけねこは おりたってじぶんのあしをみましたチビチビたちもきょうみぶかげにちかよってきますもしそうならじぶんのあしにもあのくろいふきつなけむりがびょうきのもとが くっついているはずだ…しかも もっとおおきくなっているはずだだってわたしは もう17ねんいきてきたのだから…いっせいのせぃ…おもいきってみけねこはじぶんのあしをみましたすると…みけねこのあしにはにじいろというべきかな…うつくしいひかりのおびがとりまいています!もしあのままひろわれずにいたらまっくろにふくれあがっていたかもしれないふきつなたまが…にんげんとのくらしのなかで!だいじにされるなかで!あらがえないやまいであるにはせよもってうまれたしゅくめいだとしても…かわっていける…いや かえていけるっていうことをみけねこのびょうきのたまがものがったっていましたせいやにともる いのちのひ…きづくと みながおおきくとびはねていましたそのなかには さっきのチビチビのようになにかをかかえているこもいますくろいふきつなたまをなんこもかかえているこもいますみんないっせいに みけねこにくっついてきましたさながら ねこだんごのようにあまえ…ありがとうみけねこさんぼく げんきでたよわたし はやくうまれたいなこれもまた ねこがみさまからのこれからうまれるものたちへのおくりものだったのでしょうか…みけねこは みなにみまもられオレンジごうにもどりますでも じぶんのたましいにこれからおきるしれんをおもうとふりかえられずにはいられませんでしたでも ちいさなたましいたちはどんなうんめいでもしゅくめいでもうまれることがきまっているいのちですそのいのちはかりに…なにかのへんてこりんがくっついていてもだいじょうぶだというおもいをいまいちどなげかけ…もといたばしょへもどりますそう!もどらなければ!こうして みけねこをのせたふしぎなひこうせんはたくさんのひかりのうずにそめられておおくのいのちのはこぶねとなってときに にんげんたちへなにかをきづかせながらかんしゃのひをへて たちもどるのですにちじょうへ…ほんとうは まいにちがかんしゃいまここにいることいっしょにいることであえたことすべてすべてと…いうことで…しんじるひかりがかえってきたみけねことともにあります「せいやにともるいのちのひ(未刊)」より※本当にここまでお読み下された方には感謝です 後程あとがきを載せたいと思います※