BOOKデータベースより

「「俺は祭りの仕掛け人だ。英雄だ!」木部美智子、「無敵の人」と対決す。
Xへの中傷投稿、夜陰に乗じた通り魔、七年前の女子大学生殴打

――記者・木部美智子は一見無関係な数々の犯行が、ある中学の同窓生たちを標的としていることに気づいた。

やがて同じ中学でいじめに遭っていた男を犯人だと確信するが、

いじめに関与していなかった者を狙う動機の不可解さが美智子を悩ませて……。

圧巻のサイコサスペンスにして、

『蟻の棲み家』『野火の夜』で大ブレイク中の木部美智子シリーズ最新作!」

 

追いかけている木部美智子シリーズです。

単行本で250ページ程度ですし、ストーリーも入り組んだものではありませんが

現代社会への眼差しとか、分析力とか

犯人の男の心理描写が圧巻の迫力です。

犯人の男には全く共感できないものの、

他人から見たらそういう振る舞いに見えることを

自分もしたことはなかっただろうかなどと不安に思えてくる。。。

あちこちに付箋を貼りまくりました。

次作が待ち遠しい、木部美智子シリーズです。

 

 

 

BOOKデータベースより

「また会えたひと、もう会えないひと。
成人式 結婚式 葬式 祭礼
人生の節目に訪れる出会いと別れを書く
文庫オリジナル・アンソロジー

人生の節目に催される冠婚葬祭

冠は成年として認められる成人式を、

婚は婚姻の誓約を結ぶ結婚式を、

葬は死者の霊を弔う葬式を、

祭は先祖の霊を祀る祭事を指します。

四つの行事は人生の始まりと終わり、そしてその先も縁を繋いでいきます。

現在の、あるいはこれからの私たちと冠婚葬祭をテーマに、

現代文芸で活躍する六人の作家があなたに贈る文庫オリジナル・アンソロジー。

■収録作品
飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
“成年年齢”ってなんだろう。二〇二二年、智佳は十八歳の岐路を想う

寺地はるな「ありふれた特別」
成人式の朝、果乃子は二十年前を思い出す。話題の著者が描くじんわり温かな物語

雪舟えま「二人という旅」
家読みのシガとクローンのナガノ。二人の旅が迎える“おわり”と“はじまり”

嶋津輝「漂泊の道」
葬儀で出会ったうつくしいひとは、いつも彼女らしい喪服を着ていた

高山羽根子「祀(まつ)りの生きもの」
神社のおまつりで手に入れた不思議な生きもの。その正体はゆらゆらと曖昧でよくわからないまま

町田そのこ「六年目の弔い」
夫の祥月命日を、夫の娘と過ごす――わたしと彼女の不思議な関係が向かう先。」

 

ハジメマシテの作家さんもいましたが、

やはり、寺地はるなさん、嶋津輝さん、町田そのこさんの作品が、頭抜けて面白かったです。

 

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「水死体からも「虫の声」は聞こえるのか!?

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

東京湾の荒川河口で彼女が見つけた遺体は、

虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。

絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。

が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。

岩楯警部補はじめ、捜査本部は被害者の所持品から、

赤堀はウジと微物から、それぞれの捜査が開始された!」

 

久しぶりに読んだ同シリーズ最新作の「スワロウテイルの消失点」が、

昆虫のなかなかエグイ描写は続くものの、キャラクターがすばらしく、ぐいぐい引っ張る力のあるシリーズなので、

ちょっと遡って読んでみました。

こちら、犯人どころか被害者が、ラスト近くになるまで判明せず、いらいらさせられますが、

ラストの被害者も犯人もほぼ判明してからの展開が、ハラハラドキドキが止まりません。

(最新作など、シリーズの続きを読んでいるので、結論は分かっているものの)

今回も楽しめました。

 

 

BOOKデータベースより

「勤めていたバイオ企業を辞職した侑平は、

父方の祖父母がかつて住んでいた愛媛県松山市の空き家を訪れていた。

両親が離婚し、祖父母が亡くなって以来疎遠だった父から連絡があり実家を売ると言う。

身勝手な父に反発を覚えたが、15年ぶりにその家に足を踏み入れた侑平は、

祖父の書斎の机に積み上げてあった書類の中から、

13月まである不思議なカレンダーと、

脳腫瘍で余命いくばくもない祖母の病状を綴った大学ノートを見つける。

その中に「寿賀子、『十三月はあったのよ』と言う。」と書かれた一文が。

祖母を知る関係者と接するうちに、導かれるように広島の地へと辿り着き、自らのルーツを知ることになり……。
太平洋戦争終結から80年。愚かな戦争の記憶を継承する、至高の大河小説。」

 

宇佐美さんの作品は、久しぶりに読みました。

重めのテーマで、読むのに覚悟が要るので、なかなか手が出せないでおりました。

こちらは、私が追いかけている本読みブロガーの方々が、是非手に取ってほしい作品と書かれていたので。

 

原爆や被爆者差別はテーマとして、小説やドキュメンタリーなどで何度も取り上げられていますが

今回、東日本大震災や、侑平自身の問題(実験データ捏造)などを絡めることで

現代に生きる私たちの胸にも刺さる作品となっています。

 

 

BOOKデータベースより

「動物用の檻に閉じ込められた、全裸の男の遺体。

腹部の深い傷にはなぜか治療用の薬剤が付着していた。

さらに今回、刑事・如月塔子の相棒は鷹野秀昭ではなく……?

 戸惑う塔子を嘲笑うかのように、

第二の事件が発生! 残虐な犯行の奥に潜む悪意とは!?

 シリーズ累計85万部突破の大人気警察ミステリー、戦慄のゲームマスター編、始動!」

 

以前、鷹野が活躍する、「邪神の天秤 警視庁公安分析班」シリーズにドはまりして、

WOWOWドラマも追っかけてた時期がありました。

その鷹野秀昭も登場します。

今回も、先が気になって、ぐいぐい読ませてもらいました。

 

 

 

ラスト犯人(実行犯)は、はっきりしますが、それを操っていた人物がいたことは、ほんのり仄めかされるだけです。

続編などで分かるのかな~。

文庫の裏より

「幼い男の子二人、そのうえ厳しい舅姑までいる黒沼家の後妻に入った朋子は、

十三年にわたって主婦になりきろうと努力してきた。

しかし、夫の謙造と二男が前妻恒子と密かにあっていると知り、

衝動的に家を飛び出してしまう。

家族の愛憎とエゴを通して、

様々な家のあり方を描き続けた著者による一つの家庭の崩壊と再生の物語」

 

向田邦子さんの「阿修羅のごとく」の再放送を見ていたら、目が離せなくなるほど面白くて。

他の作品も見たくなったので、bookOFFで見かけた、こちらを読んでみました。

昭和40~50年代の夫婦や男女の感覚って、こうだったんですかね。

私は子どもだったので、大人のやり取りの意味などは分かっていなかったせいか

かなり新鮮です。

会話の面白さ

ちょっとした仕種で感情を伝える巧さを感じます。

ドラマでは、

後妻の朋子は、浅丘ルリ子さん、前妻の恒子は加藤治子さん、夫は三國連太郎さん、長男は三浦友和さんだったそうです。

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「「女髪結いの裏の顔は岡っ引き⁉︎」

45万部突破!
「居酒屋ぜんや」で大人気の著者が紡ぐ、
〈スパイ×謎解き〉新シリーズ第一弾!

【あらすじ】
ある髪結いの死体が見つかった。
その骸はお照が同業であると告げ口した女らしかった。

女髪結いが咎められる世。
生業を明かされたことを恨んで殺したのではないか――お照は人殺しの濡れ衣を着せられてしまう。

疑いを晴らしたければまことの下手人を捜すよう同心に命じられたお照。
その命令には何か裏がありそうで……。

己のため、無念のうちに命を落とした者のため、お照は江戸の町を奔走する!」

 

会話が多く、テンポよく読めて、ちゃんと時代ミステリーになっていて、

女性の髪結いさんは、違法な職業とされていた(男性は適法)などの

時代背景も分かって、楽しめました。

雨吉くんは、私の中では、10年くらい前(10歳前後の設定なので)の板垣李光人くんです。

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「パワハラ告発があった企業から調査を依頼された新人弁護士の木村とベテランの高塚弁護士だったが、

投書は匿名で加害者も被害者もわからず調査は難航。
悲鳴をあげているのは意外な人物だった――。

新人&敏腕弁護士が難儀な依頼を解決。

鮮やかな結末に驚嘆必至の連作リーガルミステリー!

悲鳴だけ聞こえない/

河部秀幸は存在しない/

無意味な遺言状/

依頼人の利益/

上代礼司は鈴の音を胸に抱く」

 

それぞれバラエティーに富んだ

日常の謎ミステリーで、意外なところから真相にたどり着いて、一件落着かと思うと

最後に見えていた景色が一変するような鮮やかな結末。

楽しめました

 

 

 

 

織守きょうやさんのリーガルミステリーは、安心して楽しめます。

 

BOOKデータベースより

「あなたの”教祖(推し)”は誰ですか?
恋も不倫もアイドルも宗教もお酒も子育ても……沼に入ったら地獄へズブズブ!
沼落ちミステリ

「同窓会で不倫しちゃっただけなのに」
郊外のペンシルハウスに暮らす普通の主婦、奥寺色葉は夫と息子との3人暮らし。

ある日引きこもりでゲーム実況YouTuberの息子に1千万の税金の督促状が届きーー。

家のローンもあり、夫は詐欺にあっている。

そんなお金、払えるわけがない。

そんな時、高校の同窓会で久しぶりにあった同級生とついつい不倫をしてしまいーー。

弁護士の彼に「節税のために、宗教法人をやれば?」と持ちかけられるが。
まさかこんなことになるなんて!
あなたの平凡ないつものある日、天使のラッパが鳴り響き、汚れた世界の終焉が訪れる。
「日本人ほど神を信じたがる国民はいません」」

 

たたみかけるように、いろんな視点で、

詐欺や新興宗教、教育虐待、臓器売買のような社会的テーマが絡み合いながら繋がっていて

先が気になって、ずんずん読み進みます。

グロい描写と奇妙に明るい描写が交じり合っていて、真梨ワールドにはまりました。

不意に、プリンスの音楽の話題が出現して、長年のプリンスファンとしては、嬉しいような、もっと丁寧に扱ってほしいような。。。(;^_^A

 

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「捜査小説から、
組織としての警察を描いた作品、
警察官が主人公でない作品まで……

警察小説の魅力が、横断的に、端から端まで詰まった
超傑作揃いのアンソロジー!!

【目次】
月村了衛「ありふれた災厄」
上映時間に遅れそうな元国家公安委員長の梶田は、若い警官に職務質問され……。

深町秋生「破談屋」
警務部巡査部長の静佳は、結婚前の同僚の身辺調査を命じられる。

鳴神響一「鬼火」
階段の踊り場で見つかった遺体――互いを犯人だと告発し合う二人の男が現れた。

吉川英梨「罪は光に手を伸ばす」
警察学校の実務修習中のエミは、偶然ある事件の捜査にかかわることになり……。

葉真中顕「不適切な行い」
刑事課係長の佐原は、部下の無責任な判断が殺人事件を引き起こしたと推測するが……。

伊兼源太郎「いつかの山下公園」
刑事課の三枝は、同僚でライバルの谷澤が若い女と密会しているところを目撃する。

松嶋智左「同期の紅葉」
同期の有子と唯美が所属する白堂警察署の金庫から、一千万円の押収金が盗まれ……。」

 

大好きな深町秋生さん、葉真中顕さん、その他実力者揃いのアンソロジー。

結構ハードル上げて読み始めましたが、

それぞれの個性が感じられ、期待を超えて面白かったです。

なるほど~と納得したら、

ラストにびっくりのどんでん返しがあったり。