BOOKデータベースより

「死んでも見たい、会いたい。その願い、
死んじゃっても叶えます!!!! 
死後、現世に戻るため、生物の体をお貸しします。
笑いと感動の転生コメディ! 

シリーズ累計11万部突破
『お梅は呪いたい』の著者、最新作! 

お盆やお葬式で、蝶や鳥が飛んできたのを見て

「あの人が戻ってきたんじゃない?」とか話したことはありませんか。

実はあれ、本当にあるんです――。

死後に好きな生物の体を借りて少しだけ現世に戻れる「冥土レンタルサービス」を使って、魂たちが家族を救ったり夢を叶えたり復讐したり。涙と笑いと伏線回収てんこ盛りの連作短編!あなたならどの生物をレンタルしますか?」

 

最初の数話読んで、ドタバタコメディな感じで、今の自分の気分には合わないかな~と思って、途中放置してました。

 

その後、帯状疱疹の予防ワクチン(シングリックス2回目)の副反応で、高熱が出て、死ぬかと思うほど辛い思いをしまして、

やっと熱が下がり、ベッドの中でダラダラしているときに(ベッドから届く範囲に再度積んでいたので)読んでると、楽しくなりました。

ちょっとずつ繋がっていて、後半、少しずつ、伏線が回収され、ちょっとイイ話になっていく感じが心地よく。

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「「警察でも探偵でもない。検事だからこそ掴める真実を、私が暴いてみせる」

宗教団体〈サンクチュアリ〉の周囲で続く不可解な死。
事件の裏に隠された「もう一つの真相」を暴くため、

若手検事の瑞穂は現場に向かう!

★★★★★
連続殺人の生き残り、遺体を盗まれたアイドル、DV夫の妻子殺しーー。
犯人は確保した、はずだった。

地方研修を終えたばかりの検事・一色瑞穂は、東京地検で事件捜査に携わる刑事部本部係に着任する。

司法修習生時代の教官で憧れの上司・高宮誠一郎の勅命で

「複数の若い女性を殺害し、公判直前に証言を翻した」という被疑者を任される。

唯一生き残った女性の聴取で目にしたのは新興宗教〈サンクチュアリ〉のシンボル・五芒星の跡。

そして次々起こる殺人事件。

危険を顧みず現場の最前線へ立ち向かう瑞穂は、やがて全国民を巻き込む「黒い計画」にたどり着く。

『人間狩り』でネット私刑を、『眠りの神』で安楽死を描いた社会派ミステリの実力派。
今度のテーマは「教義VS正義」」

 

プロローグ ザイール 1996年夏

第一話 神の領域

第二話 アイドルは眠れない

第三話 サクリファイス

第四話 聖域

エピローグ 東京 2024年秋

 

第一話から第三話までは、それぞれで解決していて(各話でも、どんでん返しがあり、なかなか読ませます)

新興宗教【サンクチュアリ】はチラリと出てくる感じに見えるのですが

第四話に入ると、その「ん?」が伏線だったことが明らかになって

もう、ページをめくる手が止まりません。

主人公瑞穂の元彼亮太をはじめとして、宗教2世の問題がリアルに描かれ、それが物語全体の底流になっています。

読み応えありました。

 

 

 

BOOKデータベースより

「ツボが校内をさまよい、
誰もいない部屋でガーベラは水平移動し、
閉ざされた空間にモンスターが出現する……?

有望な新入生も加わり、学校内外でにわか高校生探偵は今日も大忙し!
市立高校シリーズ第8弾

茶道華道部の活動場所である作法室で、誰もいなかったはずなのに壺が割れた「さまようツボ」事件。

これが市立(いちりつ)高校に入学したばかりの俺・中内修太郎が出合った最初の事件だった。

美術部の三年生・葉山先輩は、手慣れた様子で調べ始め……!?

他に幼馴染みの岩境ひなが巻き込まれた、男子バスケ部の部室での奇妙な盗難事件など、

市立高校内外での事件と謎を巡る、シリーズ最新刊。」

 

大好きなシリーズの最新刊です。

期待にたがわぬ(いやそれ以上の)面白さでした。

新たな語り手の中内くん、その幼馴染の岩境さんが出てきたり

葉山君は、後輩ができて成長した感じだけど、いいところで失敗するところ、

お馴染みの伊神先輩や柳瀬さんもキャラクターはそのままに活躍するところ、

楽しめました。

第3章の「無からはなにも湧かない」の真相が、衝撃的でした。そして、その解決策も納得できました。

 

 

 

BOOKデータベースより

「コミュ障でニコリともしない美貌の持ち主、犯罪資料館館長の緋色冴子警視。

過去の事件の遺留品や証拠品、捜査書類の不審な点を鋭く見抜き、

部下の寺田聡と共に再捜査に乗り出すが…。

未解決事件に仕掛けられた前代未聞のトリックをあなたは見破ることができるか?

ミステリ6篇収録の文庫オリジナル。シリーズ最高傑作!

三十年目の自首/

名前のない脅迫者/

三匹の子ヤギ/

掘り出された罪/

死の絆/

春は紺色」

 

今回も楽しませてくれました。

どの短編もハイレベルです。

後半3作は、雑誌で既読でしたが、ラストは分かっていても、

伏線を確認する意味もあって、楽しめました。

 

 

BOOKデータベースより

「話題のシスター・バイオレンスアクション『ババヤガの夜』の著者が放つ傑作小説集。

父親が死んだという連絡がある。

母親は三十年以上前に父と離婚してから、まったく没交渉だった人間だ。

葬式を準備する私と母の顔には、「めんどうくさい」という字がくっきり刻まれている(「かたす・ほかす・ふてる」)。

誰にも同情されず、注目もされず、生きる営みを淡々鬱々と続ける人々の心を照らすものとは?

孤独な現代人の心を揺さぶる「ダイバーシティ」ファミリー小説五編。

こんな風に書かれる主人公たちが心底羨ましい。

理屈じゃなくて、肌触りが好き。

独り占めしたいから読まないでください!
―尾崎世界観(シンガーソングライター・小説家)

全編、順番を付けられないくらい好きです。

そして、どのお話にでてくる人も好きです。
共に生きられなくても、あなたを生かしてくれるひとはいるのだよ、

と王谷さんが語りかけてくれるようでした。
―町田そのこ(作家)

これはあなたの話であり、わたしの話であり、あなたのすぐ隣で生きているひとの話だ。
―永井玲衣 (哲学者・作家)

つながりは言葉のまえに、そこにあって、

じぶんの家族も、本当は名付けられないなにかだ。
本書は家族という最小の社会につけられた、無数の傷を愛そうとするこころみである。
―海猫沢めろん(作家)

この小説たちは、まさに現代の「人間喜劇」(19世紀の文豪バルザックの小説群)だ!―(担当編集)」

 

「お姉ちゃんの儀」

「あのコを知ってる?」

「◀◀リワインド」

「父の回数」

「かたす・ほかす・ふてる」

 

どれも良かったです。

町田そのこさんのように、全編、順番をつけられないくらい好き、に共感。

ババヤガほどぶっ飛んだ感じの設定ではないものの、

意外に淡々とした語り口や、ユーモラスな書きぶりなど、楽しめました。

 

「父の回数」の高校生の主人公の

「…工作の時間で使ったことがある、サンドペーパーで磨かれるような感じ。

ざらざらした痛い紙でこすると、なぜかガサガサの木の板が滑らかになっていく

…知らない誰かの不幸が、僕の生活を救った。」

にズドンときました。

 

王谷さんの作品、機会があれば読んでみたいです。

 

 

 

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「実力派の女性作家集団「アミの会」による書き下ろしアンソロジー。

 今作のテーマは「噓と約束」。テーマは統一でも、アレンジは多様多彩。

 人の世の温かさ、不思議さからほろ苦さまで、

 それぞれの作家の個性がにじみ出た「噓」と「約束」が味わえる上に、

 ミステリーには欠かせない〝どんでん返し〟まで盛り込んだ贅沢な1冊となっている。

 

 松村比呂美  自転車坂

 松尾 由美  パスタ君

 近藤 史恵  ホテル・カイザリン

 矢崎 存美  青は赤、金は緑

 福田 和代  効き目の遅い薬

 大崎  梢  いつかのみらい

 

珠玉の短編集でした。

それぞれの作家さんらしい、個性が味わえて。

嫌ミスっぽかったり、

ほっこりハートウォーミングな終わり方だったり

矢崎さんのは、猫好きさんはもちろん、そうでない人にも楽しめるし、

どの作品にも、きっちり「嘘と約束」が入っていて。

ここまで、全部楽しめたアンソロジーも珍しいくらい。

たしかに嘘と約束って反対語ではないですね。

嘘の反対は真実。約束の反対は。。。反故?

 

 

 

 

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「小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、

名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。

だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、

推理案件の依頼は一向にこない。

小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。

相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、

相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、

思いもよらない事件が進行していて──。」

 

本読みブロガーさんの中でも評価高めなのと

地元が舞台になっているお話なので、

読んでみました。

面白かったです。

キャラクターも分かりやすく立っていて

お話のテンポも良く、

心地よく騙されました。

ラストどんどん伏線回収されていくのも良いですね。

 

 

 

不倫や浮気は、パートナーはもちろん、

その子どもたちをどんなに傷つけるのか。

不倫された親のメンタルの浮き沈みに付き合わされる子ども。。。

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「自信のポテサラ、旨辛タンメン、とびきり土鍋ごはん!

料理教室に通う生徒たちはそれぞれに問題を抱えていて──

たまらなく美味しくて、ぴりりとサスペンス
最高の料理小説、誕生 ‼

ボーイズバーでアルバイトする佐野楓雅がボスに“潜入”を命じられた料理教室では、

謎めいた女性、小鳥遊りらが講師を務めている。

そこには、元刑事でコワモテ、目つきの鋭いお爺さん=繁田薫、

何事にも一家言あるのに女性の気持ちはまるでわからない建築家=萩原康平、

おどおどびした様子の生真面目な中学生=安藤春翔、

鬱屈を抱えた感じを漂わせる脚本家=君嶋トオルが通っていた。

さまざまな問題を抱える生徒の背中を、クッキングを通じて導いてゆく、りら。

やがて浮かび上がってきたのは、講師である彼女自身の驚くべき過去だった──。

【解説=吉田伸子】

第1話 甘酒と豆乳の点滴マサラチャイ
第2話 感動する銀シャリ
第3話 365日のお弁当マーチ
第4話 変幻自在の万能ミートソース
第5話 雨上がりのビーフシチュー
第6話 聖なる夜の激辛熱々タンメン、カルボナーラ風」

 

以前読んだ「今夜、ぬか漬けスナックで」が凄く好みでした。

その後、ぬか漬けにはまり、今も続けています。

連作短編の形をとっていて

それぞれ問題を抱えた男性の生徒たちが、少しずつ前を向きかけて。。。

そして、第5話では、中学生の安藤君以外の男性でりら先生の緊急事態を乗り越える。

大満足の1冊でした。

ご飯を土鍋で炊くってやってみようかな~

 

 

BOOKデータベースより

「ホームレスの老女が殺され燃やされた。

犯人草鹿秀郎はもう18年も引きこもった生活を送っていた。

彼は父親も刺し殺したと自供する。

長年引きこもった果てに残酷な方法で二人を殺した男の人生にいったい何があったのか。

事件を追う刑事、奥貫綾乃は、殺された老女に自分の未来を重ねる。

私もこんなふうに死ぬのかもしれない――。

刑事と犯人、二つの孤独な魂が交錯する。

困難な時代に生の意味を問う、感動の社会派ミステリー。」

 

葉真中顕さんらしい、社会派ミステリでした。

氷河期世代、児童虐待、自己責任論、老々介護、貧困ビジネス。。。

私自身は、氷河期世代より少し上ですが

どこかでレールを外れると、戻れない恐怖は常に感じていましたし、

出産育児についても(地元だったし実母や周りに助けられていたから乗り切れたけど)

仕事との両立ができたかというと。。。

自己責任論についても、

何気なくテレビのニュースで高校(かなりの進学校)の卒業式の様子を見ていたら

「自分の失敗を社会や他人のせいにしないで生きていきたい」と挨拶している(たぶん優秀な男子)高校生がいて、

愕然としたところでしたので

様々な箇所で、他人事ではなく、心をえぐられながら読みました。

 

 

 

 

 

BOOKデータベースより

「金沢のひがし茶屋街で人気を誇った芸妓・なつ江が殺された。

事件現場近くで目撃された水引細工店の女性や被害者と仲のよかった老舗料亭の料理人、

贔屓にしていた和菓子店の店主、

老人福祉施設の経営者……聞き込みを続ける金沢東署の小豆沢玲子は、

誰もが抱える家族や後継者の問題、

悩みにも寄り添いつつ、徐々に事件の核心に近づいていく。」

 

表紙だけ見ると、歴史小説?時代小説?かとも思いましたが、現代のミステリーでした。

500ページ以上あるので、ちょっと怯みました。

でも読みだしてみると連作短編のような感じで

水引細工、老舗料亭、和菓子、造り酒屋などの金沢伝統のお仕事小説的な部分もあり、人情物語的な感じもして、

それぞれ興味深い。

章が変わると、視点が変わり、登場人物の人物像もガラリと変わり

やはり、「看守の流儀」の城山真一さんだなあと。

私が金沢に行ったのは、半世紀くらい前の小学生の頃だったので、記憶も朧気(兼六園くらい)。

また、行ってみたいな~