BOOKデータベースより
「「口入れ屋は商売だけど、口出しするのは性分なんで」
若き女主人と元花魁が、人にからまる糸を解く!
著者好評の江戸人情話、最新作!
二十七にして三度目の奉公先から暇を取ったおれんは、昔馴染みの口入れ屋を訪ねた。
帳場には見慣れぬ小娘。
口入れ屋の主人と言えば、酸いも甘いも噛み分けた食えない年寄りが相場である。
ただの留守番に違いない――が。
「あたしは先代時三の孫で、貫と申します。
二年前にこの店を継ぎまして、今年二十二になります」
それぞれの奉公先を辞めた経緯を語らせるお貫に反発して、おれんは店を飛び出す。
別の口入れ屋に断わられ、通りで再会した元の主人には不義理をなじられ、
疲れ果てて戻った部屋には、お貫が待ちかまえていた……。」
様々な事情で、途方に暮れて、口入れ屋(ハローワークというか、転職サイトというか、派遣会社みたいな)を
訪れた人に、思わぬ解決策が。。。
江戸時代の庶民の生活を描いていますが、
口入屋の主人を23歳の(幼いころから苦労をして生きてきた)女性を主人公としているので、
価値観がアップデートされていて、共感できるところが沢山あり、
語り口が軽やかでテンポよく、読みやすく
キャラクターも魅力的で、楽しめました。
続編希望です。