試合は、3位決定戦や他チームの状況もありやや遅れてキックオフ。内容は一進一退の流れ。8班はやはりT馬を中心に守備と攻撃を組み立てます。対するK平の6班は、予選で劇的弾を放った5年生のKゆうがやや不調。攻守の要に鈍りが出たこともあり、今ひとつピリッとしませんが、そこは4年生と3年生がふんばります(6年生はどうした?)。もともと現在のAZFCは、4年生が全学年を通じて最も優秀で、並みいるJ下部や全国大会常連チームをなぎ倒し各タイトルを総なめにしている学年。頼りにならないわけはありません。
この試合も、6班の4年生エースと8班の4年生正GKの対決がカギを握ることに。このGKがまたうまくて、どちらかと言えば6班のシュート数が上回っていたのですが、全部正面で止められました。ファインセーブではないせいか一見シュートが上手くいってないように感じますが、おそらくそうではないでしょう。シュートコースを分析して正面で受け止める眼力。只者ではありません。彼のお陰で、6班はなかなかチャンスを結果につなげることができません。
そうこうしているうちに、6班のファールで8班がFKゲット。ゴール正面、センターラインとペナルティエリアのちょうど中間くらいの位置にボールがセットされました。キッカーはT馬。振りぬいた右足から放たれたボールは、美しい軌道を描いて6班のゴール左隅に吸い込まれました。6班失点。
その後、6班のチャンスは実らず前半終了。1点ビハインドで折り返します。
堅守を誇る8班。流れはあるものの結果が出ず6班に暗雲が立ち込めてきました。しかし、ハーフタイムに担当コーチのN尾氏から叱咤激励が飛び選手たちは気持ちを新たに。また、急な病のため楽しみにしていた合宿が不参加となった元班長S平のため、みんなの気持ちがさらに奮い立ちました。「S平への土産は優勝杯だ!」と誰かが言ったかどうかは定かではありませんが、チームの団結力は倍増しました。
後半開始。前半同様、攻める6班と守る8班の構図は変わりませんが、徐々にゴールの匂いがしてきました。
そして後半5分、再三の狙いが功を奏します。右サイドから上がったセンタリングに体ごと飛び込んだRせいがボールに触りゴール!同点!6班(とサポ)のムードは一気にヒートアップ!!
さらに後半10分。またもや右サイドからの攻撃。2年生がパスを受けゴールラインに向かってドリブル。「誰かサポート!」と叫ぶサポ(僕)。ところが、予想を大きく裏切り2年生がそのまま右足でセンタリング。飛び込んできたのはまたもや4年生のエースRせい。きれいな軌道を描くボールにニアでボレーシュート!さすがの4年生正GKも触れられずボールはネットを揺らし逆転ゴール!!選手もサポも熱狂は最高潮に!!!
その後、やや足が止まりだした6班をサポ席から鼓舞したおかげで残り5分、8班の猛攻を耐え忍び試合終了のホイッスル。6班が見事優勝杯を手にしました!
選手たちの歓声と笑顔。いやー素晴らしい。これというのも、ひとえに選手の団結力と頑張り、そしてコーチのご指導、そしてさらにはサポ(僕とカミさんと長男M樹)の声援の賜物と、こちらも嬉し涙漢泣きです。
ありがとうみんな。ありがとうK平。ジュニア時代の最後にこんな感動をくれるなんて。オヤジ感激です。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
まあ親バカですが、わが子が努力して結果をつかむことが、やっぱり本当にうれしいですね。個人としても、ベストお兄さん賞はいただけませんでしたが、ベストOB賞?の湘南ベルマーレ公式練習着上下をいただきました。K平のことをきちんと評価して下さったコーチの皆さまに御礼申し上げます。これが自信につながり、これからのサッカー人生によい影響がでることを、心より祈ります。
AZFCに関係するすべての皆さまにも御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて帰宅後のK平。うれしさと合宿生活の余韻が相まって1・2日間はかなりいい子でしたが、いまはまた甘ったれのK平に戻ってしまいました。あの、次の合宿はいつでしたっけ?来月くらいにやってほしいのですがwww
長文失礼いたしました。
ありがとう。6班のみんな♪
