8月11日~14日。富士緑の休暇村で、次男K平のAZFC所属選手としての最後の合宿がありました。
この合宿は強化目的ではなく、FCとして結束と雰囲気を高めようとするもの。2年生から6年生まで縦割りで各班にわかれ、4日間に渡り試合を行います。K平は3年生から4年間お世話になりました。
この合宿のよい所は、最高学年の6年生が下級生の面倒を見るシステムであるということ。6年生は5年生と協力して下級生を指導。責任感が芽生えると同時に、組織運営の難しさを知ることとなります。だって2年生や3年生は駄々っ子ばかり。特にAZFCに入団するような子は、それなりにサッカーが上手くて自信家。やんちゃな下級生の相手とあって、上級生の苦労は大変なものです。その苦労を乗り越えて、リーダーとしての自信が身につくのです。ま、ちゃんとやろうとすればですがw
また、下級生は上級生の厳しい指導や優しさに触れ、グンと成長します。そして、上級生になった時には自分が受けた優しさを持って、下級生に接することができるのです。ああ、なんて素晴らしい仕組み。当然、全チームがうまく運営できるわけではありません。中には駄々っ子ばかりの班もあるようですwww
でも、そういう経験をした子どもたちはやはりFC愛が強まるようで、今年も大勢のOBが合宿の手伝いに来てくれました。現役JリーガーのOBも忙しい中二日間来てくれて、ありがたいなあと思いました。OBのうち大きいお兄さんたちは夜も大活躍。合宿担当のお母さんたちへのサービスを強要させられて、ヘトヘトになってましたよ。あれはかわいそうでした。ハゲヅラかぶって写真取られてましたよ(^^;)彼が、週末のJリーグに出場できなかったらお母さんたちのせいです。所属チームの皆さま、本当にすみません<(_ _)>
さて、チーム別対抗戦ですが、これが大層エキサイティングでした。
K平の歴代の戦績は中位~下位。優勝賞品のボールをもらってきたことはありません。僕は、今年もあまり期待しないで観に行ったのですが、どうやら下馬評ではかなり優勝に近かったようです。予選リーグは2勝1分で突破。1位トーナメントへと歩を進めました。K平のチームは4年生5年生の活躍がめざましく、攻守にわたって大活躍でした。得点のほとんどは彼らが絡み、セカンドボールや1対1もほぼものに。K平はディフェンスラインから大声でチームを鼓舞。初日から声を枯らして頑張りました。逆転勝利や終了間際の同点ミドルなど、サポーター(僕のことです)を盛り上げるには、十分な試合内容でした。
さて、決勝トーナメントの最初の相手は某J下部のJYに進路が決まっているS人を要する7班。予選リーグで死闘を演じ、なんとか引き分けに持ち込んだた相手です。敗者復活で上がってきた班。ゆえに、選手たちのモチベーションもかなり高まっています。かたや、K平の6班は7班に対して苦手意識があり、選手たちのモチベーションにもややばらつきがあります。これがどう明暗を分けるのか注目、というかハラハラして観ていたのですが、どうやら予選リーグの引き分けを引きずっていたのは7班のようです。中心選手の動きが鈍く、流れはこちらに。終わってみれば3-0で勝利し、6班は決勝に駒を進めました。
その日の試合はここまでで、決勝戦は翌日のお楽しみとなりました。
(その2に続く)