先日、企業家大学にて講演を聞いてきた。
http://kigyoka.com/public/daigaku/curriculum.jsp?id=34&term=35&start=2012-03-01&end=2012-03-28

その中で、社内文化を維持する重要性、
という話があった。

セコムでは、金銭の貸し借りを禁止していたそうだ。
社長は何度もそのようなことをくちすっぱく言っていた。
ある時、それを破った社員がいた。
その社員は将来有望な優秀な社員だったそうだ。
でも、社長は何度も言って守ってもらっていたことを
破ったのだから、社内の文化を守るために辞めてもらったのだという。
泣いて馬謖を斬る。


社内文化をきちんと醸成するためには、

・どんな文化にしたいのかを決める
・その文化を守るための基本的な考え方を徹底的に周知する
・絶対に破ってはいけないルールを作り、徹底する
・徹底された後に、破ったものがいれば、厳粛に対処する

ということが必要なんだろう。

「10年後に食える仕事 食えない仕事」


タイトルからして、グローバル化の話かな、
と思い読んでみた。

仕事の種類を日本人メリットの大小、および、
知識集約型か技能集約型かで4種類に分けることが出来る。

1. 無国籍ジャングル -- 日本人メリット小で知識集約型
2. グローカル -- 日本人メリット大で知識集約型
3. ジャパンプレミアム -- 日本人メリット大で技能集約型
4. 重力の世界 -- 日本人メリット小で技能集約型

4. に属する仕事は、海外の安い労働力にて置き換え可能なので、
どんどん給与水準は下がりますよ、と。
例えば、コンビニの店員とかはどんどん外国人が増えていますよね。

一方で、1. はスキルがないとやってくのが厳しいエリアですよ、
ただし収入もそれに応じたものになる。

2. の分野は例えば、弁護士や日本向けマーケター、記者とか。
3. の分野は例えば、保険証券セールスなど。

内容としては、4. の分野に属する人は今後大変なので、
2か3の分野に行きましょうね、というもの。

なんだか、すっきりしない内容だなぁ、、、と感じていたんだが、
それはこの本における仕事選択の判断基準が、
「給与」
という点に絞られていたからなのかな、と思う。

個人の特性や幸せを考慮せず、給与という観点だけから考えると、
たしかにその通りという内容。
でも、実際に職を選ぶ場合には自分の能力との適正や、
個人的事情を考慮する。
自分の強みを利用できて、成果を残せる職が幸せな職。
また人生のバランスが取れることも重要だろう。

「あなたが英語学習を行う目的は何ですか?」

この問いかけ、セミナーで頻繁に受講者に聞いています。
というのも、何事も目的が大事だからです。

英語の場合、ただ漠然と世間の英語は大事だ!
これから社会で英語は必要になる、という声に
流されてなんとなく英語をやっている、と言う人がいます。
仕事の場合と同様、英語学習もまずは何のために学ぼうとするのか、
その目的をはっきりと意識する必要があります。
そうでないと、やることを誤ってしまうからです。

ただ単純に学習が楽しいから、英語が話せるとかっこいいから、
そういう目的も、もちろんOKです。
ですが、社会人の多くの人の場合は、

英語で仕事が出来るようにする!

これが、目的なことが多いです。
それでは、この目的を達成するためには、どうすればよいのか。
それを記してみたいと思います。

英語で仕事が出来るようになるために、重要な3つのスキルがこちら。

1. 相手に自分の意見を伝えるスキル
2. 相手の意見を理解するスキル
3. 相手の文化を理解するスキル

この3つがちゃんとできると、英語で仕事が出来るような人になります。



1. 相手に自分の意見を伝えるスキル

仕事をするときには、相手に何かを依頼することがあります。
目的は、「相手に自分の意見がきちんと伝わること」
それを行うための手段として、英語があります。
もし、テレパシーで会話できる人なら、英語は必要ありませんね。

ここでは、相手に伝えたいことをきちんと伝えることが目的となるので、
英語としては、

・文法は間違っていてもよい
・訛っていてもよい
・平易な単語でよい

となります。
正確な文法で話そう、米国西海岸の人が話すように流暢な英語で話そう、
難しい単語も使わないと、なんていうことは一切考える必要がありません。
そういうのはあれば良いですが、習得するには時間がかかります。
まずは、しっかりと必要条件を備えること、これを意識しましょう。

間違った文法、日本人訛りで簡単な言葉を使って、
相手に自分の言いたいことをしっかりと伝えましょう。

例えば、昨日の食事内容を聞きたい時には、
"What did you eat yesterday?"
と言えば、正しい文法ですが、
"You eat what yesterday?"
と言っても文法は間違ってますが伝わります。

正しい文法を考えてちゃんと話せないよりも、
間違った文法で相手に伝わる内容を伝えることのほうが、
はるかに大事になります。



2. 相手の意見を理解するスキル

続いて、仕事をする場合には、相手の言っていることを
理解する必要があります。
目的は、「相手の意見がきちんと理解できること」
日本語でもミスコミュニケーションが発生することはよくありますが、
英語ならなおさらです。

ここで重要となるのは、以下のこと。

・わからない場合は、相手の話を途中でとめてでもわからないと言う
・早ければゆっくり話してもらう
・繰り返してもらう
・文章、絵を書いてもらう
・内容を確認する

早口の英語で言われてわからなかったら、
"Could you speak slowly?"
と言えばいい。
相手もわかってもらえなければ意味がないので、
わからない場合は話しを途中で止めて、
もう1回繰り返してもらうようにすることもとても重要。
絵を書いて確認したり、最後に、
"I would like to confirm ... "
と言って理解した内容を確認することも大事。

英語力ではない、ビジネススキルを鍛えることによって、
相手の意見を理解する力はぐっと向上します。
相手に臆せずどんどん積極的に行きましょう。



3. 相手の文化を理解するスキル

これは、異文化の人と仕事をしていく上で必要になる部分です。
英語は出来るのに、海外の人との仕事がうまくいかない、
という場合は、ここが欠けている場合があります。

日本人ならば、当たり前に思えていることでも、
それは日本人の常識であって、海外の人にとっての常識でない。
だから、前提を全部とっぱらって仕事をする必要がある。




以上3つのスキルが英語で仕事を出来るようにするために
必要なものになります。
これを踏まえて、どういう風にすると、
最短で英語で仕事が出来るようになる人になるのか。

まずは、上記にあげたビジネススキルと、
英語の語学力を軸として各種マッピングすると、
どうなるのか。


受験やTOEICのために勉強している人は、
ビジネススキルを磨いているわけではないので、
下図のような位置にマッピングされる。

語学力もビジネススキルも両方とも高いものを
要求される例として通訳がある。

一方で、語学力がなくてもビジネススキルが高い人は、
通訳を雇うという方法で仕事が出来る。

では、英語で仕事が出来る人というのは、
どこにマッピングされるのか?
それは、以下のようになると考えられる。



語学力があっても、ビジネススキルがないと
英語で仕事が出来る人とは言えない。
一方、語学力がそんなになくても、ビジネススキルがあれば、
英語で仕事が出来る人だと言える。

語学力だけあれば、英語で仕事が出来るわけではなく、
またビジネススキルだけあれば、
英語で仕事が出来るわけではない。
そのバランスが図のようになる。

もし、現在の語学力、ビジネススキルの実力が図の点にあったとき、
英語で仕事が出来る人になるために、
どのような手段を取ればいいか。
図を見れば明らかであるが、最短のパスをたどったほうがよい。

もし、目的をあまり考えずに、ただ英語だけを勉強しよう、
文法をちゃんと正確に、TOEICの勉強をしよう、
と絶えずしていた場合、英語で仕事が出来るようになるには、
例えば1000時間くらいかかってしまう。

しかし、英語で仕事が出来る人になるために、
ビジネススキルを鍛え、かつ、それに必要な英語力を
身につけるようにした場合、例えば100時間で済む。

10倍違う。
これが、最短ルートで英語で仕事が出来る人になる方法だ。

文法の細かい間違いや訛りなどは気にせず、
自分の意見を相手に伝える、
相手の意見を理解する、相手の文化を理解する、
ということを鍛えていこう!

英語を使った仕事がしたい!

そんなことを言う人は多い。
だが、その考えはちょっと危険だ。

英語は何かを達成するための道具である。
それは、パソコンや車やワードやエクセル、といったものと同じである。
アルバイトならばいいが、知識労働をする場合には、
英語を使った仕事がしたいです!というのは、
エクセルを使った仕事がしたいです!というのに等しく、危険である。


もし、新卒の面接で「私はエクセルを使った仕事がしたいです!」
という人がいたら、次の面接へは進めないでしょう。


では、どう考えればいいのか。


あげたい成果は何なのか、
自分が会社に貢献できることは何なのか、

これを中心に考えるとよい。
そうすると、あげたい成果は、例えば、

「この製品を東南アジアで売って新たな市場を開拓する」

とかになり、会社に貢献できることとしては、

「東南アジアの人とコミュニケーションを取り、
相手の文化・特徴に合わせた行動を取ることが出来る」

などになる。
これらを行う上では、「英語」という道具がどうしても必要になるが、
その道具を使いこなす術は持っていますと。


英語という道具が使えるというのは、一つの武器になる。
それは、エクセルが使える、車を運転出来る、Illustratorを使える、
といったことと同じだ。
ただし、道具が使えるだけではだめで、
道具を使って何をするのか?が重要になる。
そこがないと、ただ言われたことをやるだけの作業者になる。
道具の使い方を覚えると、どうしてもそれを使いたい!
という気持ちになるだろう。
だが、知識労働をする場合には、
その道具を使って何が出来るのかが最も重要。


「英語は何かを達成するための道具」


これを忘れないようにしよう。


いかにこの英語というツールを使いこなして、
得たい成果を得られるようにするか。
そこが一番大事。

今日、au コンテンツフォーラム2012に行ってきた。


今回のメインテーマは 『au スマートパス
月額390円でアプリ取り放題、クーポンもある、
などの特典盛りだくさんなサービスだ。


通信事業者にとっては、多くのコンテンツプロバイダーに
算入してもらって優良コンテンツを増やしたい。
コンテンツプロバイダーは、多くのユーザを獲得して収益を得たい。
その両者のニーズをマッチさせるよう考えられている。
そのプラットフォームの中でコンテンツプロバイダーが切磋琢磨し、
良いサービスが残っていくような仕組み。


弊社のサービスも、こちらに組み込んでいただいた。
お得なクーポン&ポイントとして。
ありがとうございます。





懇親会もあった。
その席にて、Gree の田中社長が、

 「ベンチャーだと、大手と組めただけでうまくいくと思ってしまう。でも、そんなことはない。そこから自分たちがどれだけがんばるかが大事。」

という趣旨のことを話されていた。
成果は大手と組む、というところではなく、その先の地点。
そこを見誤らないようにしないといけない。

あくまで、組む相手は触媒の役割である。




様々な労働は、価値を生み出すことが必要である。
その価値に対して、受益者は金銭を支払う。


これが世の中の基本的な考え方だと思う。
ところが、価値を生まないことに対して金銭を要求しようという行為は、
フィリピンにいるといたるところに存在する。


例えば、
・タクシーのドアをあけただけでチップを要求する
・そこにいるタクシー拾っただけでチップを要求する
・特にいらない花を売ろうとする
・必要のないマッサージをしてチップを要求する
・勝手に車の窓を拭いてチップを要求する
・普通のレストランなのに、サービス料を要求する
etc...


こういう行為って、いらっとする。
一方で価値のあることをしてくれた場合は気持ち良くチップを払いたくなる。


例えば、
・雨で全然捕まらないタクシーを必死に捕まえてくれたとき
・レストランでサプライズを演出してくれたとき
・時間のない時にタクシーでがんがん飛ばしてくれたり、抜け道を行ってくれたとき
etc.


やってる人たちは、自分たちの価値感の中で、相手に価値があると思って、
やっているのかもしれない。
でも、相手の価値感においては何の価値もない。

何をすれば相手に意味のある価値が提供できるのか。
この意識を強く持てば、もっともっと発展するんじゃないだろうか。
すなわち、ただ単純に同じことを繰り返すのではなく、
相手のことを考えて頭を使って行動する。


この価値の意識、通常の仕事ももちろん同じ。
自分が何の意味ある価値を会社に出しているのか。
自分の価値感だけで物事を考え、
相手・会社の価値感を忘れていないだろうか。


会社にとって意味のある価値の結果が対価であり、
給与や職位に反映されていく。
その人にとって価値があると思う結果であっても、
他の会社では価値ある結果であってもダメ。
その会社にとって意味のある価値が重要。

この意識、すなわち「目的意識」や「ゴール設定」を
正しく持つこと、仕事をする上で、とっても大事。

The Fortのそばにある、McKinley Hills に
Venice Piazza という場所がある。
EastWoodをちっちゃくしたようなもの。






EastWoodと同じように、ピエロとか芸をする人がいたりします。
また、中庭には、一瞬セグウェイでみんな遊んでる!!
って思った乗り物が。



セグウェイじゃなくって、セグウェイ風の乗りものでした。
スロットルを回して動かすもの。
10分100peso。

レストランは、Blackwood という店など、おいしいです。
食べ終わった後に、天井の電球が熱で破裂して、
ガラスが机に降ってきた、、、、という事件はありましたが。

落ち着いたところにあるので、
人もそんなに多くなく、いい感じの場所です。










マニラのオルティガスに、
"CORINTHIAN HILLS"

というところがある。

ちょっとした丘になっていて、EastWoodを眺めることが出来る。
閑静な高級住宅地になっているので、騒がしくなく、緑もある。
スタバとかのカフェがあるので、ゆったりと本を読みながら過ごせる。
マニラでゆったり出来るいいスポットです。









マニラで日本と同じようなとんかつを食べたいな、と思ったら、
YABU
に行くといい。

SM Megamall の2階、Atrium のあたりにある。



結構混んでいることにびっくりする。
まわりの店は空いているのに、YABUだけ並んでいる。

定番のロースカツ定食を頼む。
180gで1000円いかない値段。

まず出てきたのはすり鉢に入ったゴマ。
これでまずは、ゴマをすってソースを入れる。
そして、とんかつが出てくるまでまつ。


そして、とんかつ出てきました。
いい感じ。
日本と同じ感じ。
何がいいかと言うと、ごはん。
日本米な気がする。

ロースカツも日本で食べる味と変わりなく、
味噌汁も日本の味と変わりない。
たくわんもついていて、完全に和食。
そしておいしい。

唯一違うと思ったのはフルーツが付いていたことくらいか。



1000円程度で満足する食事、だから、
現地の人もたくさん足を運んでいるのだろう。
日本の味を食べたいな、と思ったらここに来るのがオススメ。

この店の人気ぶりを見ると、日本の味をしっかりと再現することが出来て、
1000円弱程度でご飯を提供出来るなら、ちゃんとした商売になるんじゃないだろうか。
フィリピンでも日本人がおいしいと思うものはおいしいと思い、
受け入れられるのではないだろうか。


カレー、和定食、ラーメン、てんぷら、そば、などなど、
人件費や家賃、もろもろ考えると、ちゃんと手に入る材料で
味を再現できるなら、
ちゃんと成り立っていくのではないだろうか。


レアジョブのビジョンは、

「日本人1,000万人が英語を話せるようにする」

です。

このビジョンを達成するために、色々な仕掛けを作り、
10年後、20年後に達成できるようがんばっております。
その一つとして、英語に関する講演を行う、ということをやっています。

先日は、新社会人向けにレアジョブオフィスにて、
新社会人のための英語勉強法について、お話をさせていただきました。

今後もどんどんそういった講演、英語に関する活動を行っていき、
少しずつ、目指しているところに近付いていきたいと思っています。

こんな内容を知りたい、こんなことをやってほしい、
ということがありましたら、どしどしご提案よろしくお願いいたします。