先日、二人の若手エンジニアの方の話を聞いてきた。
妄想電話を作った根岸さん(@negishiclub)と、
彼マガなどのアプリを作っているハム平さん(@hamhei)。


この二人の共通点として、
アプリを企画~開発までほぼ一人でやる、ということ。
企画だけ出来る人、開発だけ出来る人、デザインだけ出来る人
というのではなく、一気通貫で全部を考えて
作っていくことが出来る。


妄想電話は、企画段階で、工数かからずできて、でも流行るもの、
という視点で考え、このエンタメアプリを作成したという。
肝となるのは企画の部分であり、
いかにリアルさがでるようにするか、というのを意識して
台本を作り、i-phoneで録音し制作していったのだそうだ。
サーバ通信をしないから、プログラミングは楽で、
デザインも自分で作り、結果、2週間弱で初期版が完成したとか。
すごい。

その後、ユーザーからのフィードバックを受けて、
どんどん改良していく。
その後の広まりようは、周知の通り。

ここで改めて感じる、流行るアプリの特徴が、
「単機能でわかりやすいもの」


複雑なことをしても、ユーザに意図通り使ってもらうのは難しい。
アプリの特徴として、「使い捨て」のようになっているので、
出来るだけシンプルにしていく必要がある。
シンプルなネタアプリであれば、飲み会などの場で
広まっていく可能性がある。


こんなアプリを作れる彼らの特徴は、
根本的にモノ作りが好きだ、ということだろう。
技術が好きというだけではなく、モノ作りが好き。
だから、こういうものを作りたいという企画から開発まで、
全部行っていけるのだろう。
そして、チャンスあると思ったものを徹底的に行う継続力がある。


僕が学生時代に理想としていたエンジニア像というのも、
こういうヒットする企画から、それを開発して、
改善するまで全部出来ることだった。
こういうエンジニアがもっともっと世の中に出てくるんじゃないだろうか。
御社で働いて活躍する上で大切にすべき3つのこと(スキル)は何ですか?
こういう問いを面接の時にもらった。

弊社で仕事をする上で大切にする3つのことは、

・7つの習慣
・英語
・論理的思考力

と答えた。


まず、7つの習慣。
これは会社で大事にしている心得。

・主体性を発揮する
・目的を持って始める
・重要事項を優先する
・Win-Winを考える
・理解してから理解される
・相乗効果を発揮する
・刃を研ぐ

一つ一つは簡単なように見えて、とても奥が深い。
主体性を発揮するとは、何かをやろうと主体的に言うだけでなく、
何かを他責にすることなく自分に全て責任がある、と考えるものでもある。
出来るビジネスマンはこういった習慣をきちんと持っている。
仕事でもプライベートでも多いに役に立つ汎用的なスキルである。


2つ目は、英語。
これは当然のこと。
弊社のサービスが英語を話せるようにしている、
ということだけでなく、フィリピンの人と仕事をすることが
多いので、そのためには英語が必要となる。
英語でコミュニケーションが取れることで、
仕事の幅は確実に広がる。


3つ目は論理的思考力。
異文化の人と仕事をするときには、
その仕事の目的を説明して納得してもらう必要がある。
そのためには、論理的思考力が必須となる。
前提が同じでない状況が多々あるため、
そこでは論理的に考えて説明できないと
相手に伝わらない。

この3つがそろっていると、
国際的に活躍する人材となる。

松下幸之助の言葉

テーマ:
たまたま成田空港の書店に置いてあったので買ってみたのだが、
いい言葉がたくさん入っていて、すごくよい。

リーダーになる人に知っておいてほしいこと


松下幸之助の松下政経塾における言葉集。

・「素直」が大事
 - 素直にものを見ること、素直に他人の言うことを聞くこと
・何事も自分次第
・素志貫徹の事
・自主自立の事
・万事研修の事
・先駆開拓の事
・感謝協力の事

7つの習慣に書かれていることと同じようなことも多い。
本質は一緒で、言い方が少し変えられているもの。

その時によって、置かれている状況によって、
心に響く言葉は異なるので、色々な言い方のものを
読んでみると、その時に初めて響くものなどもあらわれてくる。


吉野家 in フィリピン

テーマ:
フィリピンにも吉野家がある。
マカティのSMの前にあるPark Squareの1階。

オレンジのマークでYOSHINOYAとあり、
すぐにわかる。
ちなみに、隣には日本語で「吉野家」とも書いてある。


ここでは、メニューが牛丼だけではなく、
てんぷらなどまである。
日本の吉野家のイメージとは、ちょっと違う。



さて、注文。
当然牛丼(並)を頼んだ。
これだけだと、115peso(230円)。
それに、定番の味噌汁 10peso(20円)と、
牛丼にはお茶かな、と思ってgreen tea 45peso(90円)をつけた。


なお、フィリピンで生卵を食べることはないことなのだからか、
日本だと定番の生卵は見当たらなかった。
紅ショウガもテーブルまわりでは見つけられなかった。



ご飯はフィリピン米。
そこに牛肉と玉ねぎ。
牛肉、玉ねぎ、たれの味は吉野家です。
ご飯はフィリピン米だってことはわかるけど、
丼ものなので、そこまで気にならない。

Green tea はお茶ではなく、
なんというか、甘いお茶風味なアップルジュースのような感じ。


日本ではメニューを絞ることによって、
方法を簡略化し、少ないスタッフ数でまわせるようにしているのが
日本の吉野家。

フィリピンにおける吉野家は、
メニューをそろえ、スタッフ数もそろえ、
日本ブランドの定食屋として成り立たせているのだろう。



昨今、中国やインドなど東南アジアへのオフショアが流行っている。
プログラムを作るのであれば、仕様書作成を日本で行い、
コーディングは東南アジアなどの人件費の安い国で行ってもらう。

私が初めてこのプロセスを体験したのは、2008年のこと。
当時は自分でプログラムを書いていたが、
一部機能をフィリピンのエンジニアに作ってもらおうと考えた。

その頃はまだ、現地にエンジニアがいたわけではなかったので、
まずはエンジニア探しからスタートする。

さて、どうやるか。紹介に頼った。
知り合いに、誰かいいエンジニアを紹介して、と言ったところ、
一人の20歳代前半のエンジニア(フィリピン、ミンダナオ島)を
紹介してくれた。

そこで、スカイプで実際にインタビューを行い、
よさそうであったので、仕事をお願いすることにした。

次に出てくる課題が契約。
どういう形態での契約にするのか?
時間ベースの契約か、成果物ベースの契約か。
遠隔で作業を行うため、時間ベースでは管理しにくい。
また、エンジニアも時間を有効に活用出来るので、
成果物ベースを望んでいたことがあた。
そのため、成果物ベースの契約にした。

そうすると、こちらで用意しなければいけないものは、
きちんとした成果物の定義、である。
どういうものを期待しているんですか、というきちんとした定義。
ここの仕様の部分の認識が異なると、全てがうまくいかなくなる。

従って、この部分をしっかりと作りこんで、先方に提出した。
といっても、きれいな資料というわけではなく、
論理的であり、曖昧さのない資料。
図をたくさん使って、コミュニケーションミスが
発生しないよう気をつけた資料とした。

先方の理解がえられたら、費用はいくらくらい、
期間はどれくらいで作れるのかの交渉を行う。
合意に至ったら、契約書を交わす。
こんな流れで行った。

信頼関係が重要なので、ぎちぎちに縛る必要はないが、
ある程度握っておく必要がある。

実際に作業が始まると、わからない部分も出てくるので、
その時はスカイプやメールを使って連絡を取り、
毎週進捗報告を入れてもらい、
しっかりと期日までにちゃんとしたものを仕上げてもらった。

その後、完成したら、ちゃんとお金を支払う。
いいものであったならば、次また依頼を行っていく。

エンジニアのリテンションを考えない、かつ、
形あるものを作ってもらうだけの作業依頼であれば、
遠隔でも十分にやっていくことが出来る。

英語という壁、どういう風に信頼できるエンジニアを探すのか、
という二つの壁はあるものの、これらを乗り越えれば、
日本よりもはるかに安価でいいものを作ることが出来る。
コストにして、およそ1/5である。

個人事業主の人や、小規模の会社の人などで、
こういう具体的な機能を作って欲しいな、という案がある場合は、
ぜひ海外(東南アジアなど)のエンジニアに作ってもらう、
という手段を取ってみることをオススメしたい。


【ポイント】
・出来る人、信頼できる人を選ぶこと
・成果物の定義がしっかりと出来るものを作ってもらうようにすること
・事前に成果物が何か、しっかりと握っておくこと
 - コミュニケーションロスが起こらないように、
   図と英語の資料で説明すること
・Face-to-Faceで会うことはベターではあるが、必須ではない

入社式

テーマ:

4月2日、新卒3名、中途4名の新しい仲間が我々に加わりました。

新しい人が入ってくると、やはり新しい風が社内に吹きます。

それがフレッシュな新人の役割でもあります。

入社式では彼らへのメッセージとして、
仕事のやり方について、英語について、感謝について、
という3つのことを話しました。


どんな役に立っていくのか、ということを自分の頭で考え、
自分に何が出来るのかに焦点を絞って、
必死にがんばっていってほしいなと思います。

楽しいときもあれば、つらいときもある。
そんな道のりを一緒にがんばって歩んで行ける仲間に
加わっていただいたことを感謝しています。
彼らが3年後、どう育っているのか今から楽しみです。

そんな我々ですが、
来年の新卒採用も行ってます。

ぜひ、あなたの力で、日本人1,000万人が英語を話せる社会を
実現させていきましょう!

http://www.rarejob.com/apply_requirement.php



宗教に学ぶ会社経営

テーマ:
宗教をみていると、いくつか共通点があることに気がつく。
キリスト教やイスラム教などなど、
礼拝に行ったり、十字架をつけたり、コーラン、聖書があったり、
などなど。

それらをまとめてみると、
以下の5点に集約される。

・全員集まって話をする
・皆、同じものを読んだり、歌ったりする
・同じものを身につける
・同じポーズをする
・神話がある



これらがなされていることによって、
強い団結力が生まれている。
教えを信じ、かつ、お布施まで行ったりもする。

会社経営でも同じことが言える。
求心力を高めるためには、宗教に共通する上記5つのことを
しっかりと行っていければよいのだ。

だから世の中の会社には、社歌があったり、
朝礼で全員集まって社是を読んだり、
オリジナルの制服があったりしている。


先日、リサイクルショップ運営を行う
トレジャーファクトリーの野坂社長の話を聞いた。

すごく真面目で真摯な方で、だからこそ毎年業績を
右肩上がりで伸ばしているのかな、と感じる。

様々なベンチャー企業では、成功する方法は異なっても、
問題が起きるときの抽象的な要素は似ている。
これは業種・業界を問わないだろう。

トレジャーファクトリーの場合、
8店舗程度の規模の時に、さらに年6店舗増やそうとした。
ここで成長期における問題が出た。

新規出店店舗がうまくいかないことは織り込み済みだったものの、
既存店舗のほうも売上が落ちて行くという想定外のことが起きたという。
人材が追いつかなかったため、というのが原因だったそうだ。
組織が売上に追いついていないというもの。

そこでこれを解決するために、
システムの見える化、エリアマネージャー制度導入によるノウハウ蓄積、
任せることの徹底を行っていった。
結果、業績は回復した。

この問題は抽象的にみると、
どこの組織にも出てくる成長していく上での問題だ。
そして、その解決法も抽象的にはどこでも通用する方法であろう。


【業務の指標測定】
従来、翌月20日あたりに店舗の売上、粗利を伝えていた。
また店舗間でその情報を共有していたわけではなかった。
それを、700万円のシステムにより、
リアルタイムで全数値をオープンできるようにし、
かつ、他店舗のものも見えるようにした。

結果、即座に結果がわかるようになって、
フィードバックがかかりやすくなる。
また、他店舗とも比較可能になったため、
雨だから売上が伸びなかった、と思っていたことが、
そうではなく努力で伸びる部分だ、ということがわかったりした。


【組織構成の変更:適切な人数の部下】
営業部長一人で14店舗を持つのは限界があった。
結果、店舗間でのノウハウが共有されなかった。
そのため、エリアマネージャーを置き、それぞれが
5店舗ずつ持つようにして、ノウハウ共有がはかられるようになった。


【権限委譲】
店舗運営を任せられる環境を作り、
徹底的に任せていくことで、
店長自身が考え、よりよくなっていく。



野坂社長自身が気をつけていることの一つとしてあげていたこと。
それは、「自分が源泉」という思い。
つまり、全ての責任は自分にあるという思い。

例えば、部下が何かのミスをした。
それは、その部下をきちんと指導出来ていなかった自分が悪い。
あるいは、その部下の上司をきちんと指導できていなかった自分が悪い、
そのように考える。

だから、感情で怒ることはなく、全て自分に責任・原因があると考えられる。
7つの習慣で言うところの、主体性である。
これを社長がしっかり意識し、実行出来ているからこそ、
上記3つの方法によって、解決したのだろう。

自分が源泉と考える主体性をきちんと身に付け、
適切な組織構成に変更し、適切に権限を委譲し、
適切な業務指標を測定できるようにする。
これらが、成長する企業における、組織上の問題を解決する
一つの方法であろう。

TOEIC SW を受けてみた

テーマ:
TOEIC と言えば、リスニングや、文法、リーディングのテスト。
しかし、それだけでは、実践的な英語力というのが測れない。
そこで作られたものが、TOEIC SW (Speaking Writing) だ。

今回、初めてそのテストを受けてみた。
試験構成はこんな感じ。


スピーキングテスト(20分):

1. 音読問題 2問
 画面に表示されている短い文章を読む

2. 写真描写問題 1問
 画面の写真に関することを45秒で話す

3. 応答問題 3問
 電話インタビュー形式の短い問いに答える

4. 提示された情報に基づく応答問題 3問
 提示されている資料に基づいて、読み上げられた質問に答える 

5. 解決策を提案する問題 1問
 1分程度読み上げられる文章を聞き、その中での問題点を明らかにし、
 問題への対処法を提示する

6. 意見を述べる問題 1問
 あるテーマについて自分の意見を述べる


ライティングテスト(60分):

1. 写真描写問題 5問 (合計8分)
 指示された2つの語句を使って、写真に合致する文章を書く

2. Eメール作成問題 2問 (各10分)
 指示に沿った返信メールを作成する

3. 意見を記述する問題 1問(30分)
 指示されたテーマについて意見を記述する(300語以上が目安)


合計80分で、全てPCで行う。
リスニングリーディングテストと違い、
あっという間に終わってしまう。

テスト内容は、実際に仕事で使われる場面を想定している。
また、回答をする上で論理能力も必要とされる。
そのため、このテストで高得点を取れるということは、
英語で仕事が出来ると言えるだろう。

TOEIC SW で高得点 ⇒ 英語で仕事が可能

逆は必ずしも真ではないかもしれないが。

今後こういった仕事で使える英語力を測るテストが
どんどん企業で利用されていくのだろう。