バスガイドさん

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めでたく(?)観光バス会社に就職することになった私。

ちょうど4月の入社になったため、入社式の案内が自宅に届いた。


きっと『はとバス』なら、キラッキラの若い子達が大勢参加しているであろう入社式。

我が社は、高校を卒業したばかりの子が3人、隣県でがガイドをしていた子が1人、専門学校中退者(私)の5人。


代表の話を聞いた後、制服の他、あらゆるガイドグッズを受け取った。


まず先に特記しておくべきなのは、制服のダサさ。

かわいい制服♡のイメージは初日に打ち砕かれる。


時代で言えば『高度成長期』っぽい感じ。

白いシャツ、膝下丈のタイトスカート、フックで装着するリボン。


絶妙なスカート丈がとにかく昭和感満載。(後々、同期全員が昭和感を脱却するために試行錯誤するようになる。)


そして、その追い討ちをかけるような帽子。

楕円形で頭にちょこんと乗せるような物。でわかってもらえるだろうか…

あれを帽子と言っていいものか今でも疑問に思う。

だって、帽子の役割を全て放棄したようなフォルムだし、そもそも安易に被ること(乗せること?)ができない。

頭頂部ではなく、若干傾けてヘアピンで固定するのだが、新品のものはとにかく固くて固定しようとしたピンが負ける。10戦8敗くらいの割合でヘアピンが変形して使い物にならなくなる。

まぁ、私の不器用さも少なからずあったと思うが、しばらく翻弄された。

ちなみに、夏服はシャツが半袖になる程度の互いだったが、帽子だけは布地の浅いカンカン帽みたいなものだった。

これまた深く被れないので、数多のヘアピンをダメにされた。


とにかく帽子のクセが強かったな…