モテ期 | FLOWER

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どんな時も笑顔でいたい…そんなブログです(笑)

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私が、まだ小学生の頃の話。 なんとモテ期だった
ガールスカウトに入っていたので、色んな小学校の子達と知り合いだった。私が、初めてラブレターをもらったのが…この時期。
 
他の学校の男の子達から、何通か家にラブレターが届いた。
 
小学生の時って、今の隠れ人見知りと違って…正統派の人見知り時代。
殆ど喋る事がなく…自分の学校には仲良しがいて、虐めこそあってなかったけど親は私を、発達障害か?と疑ってたくらいだったww
 
ラブレターをもらっても、読みはしたけど返事はしなかった。
だって…人見知りなんだもんww
 
 
ガールスカウト、ボーイスカウトが集まって雪合戦をするイベントがあった。2チームに別れ、まずは雪でお城づくりをした。
モテ期の私は、男の子達からチヤホヤされ…座ってるだけでいいと言われた。今だと、『なんで?私もお城つくりたい!』それくらいは言えるのに…正統派の人見知り時代は、それすらも言えなかった。
 
 
男の子が用意してくれた椅子に座り、皆が作ってるのをただただ見てた。
皆の楽しそうな様子を、羨ましく眺めてるだけ。
確か、お世話してくれてる大人も沢山いたはずなんだけど…いつも喋らない私だから、無理に参加させないように配慮してくれてたのかも。
 
 
今も不思議なんだけど…喋んないのに、なぜモテたのか
たぶん、違う学校だったってのもあるのかもしれない。美化するのかなww
時折、ラブレターをくれた男の子達がやってきては…
『Mちゃん、寒くない?』とか『楽しんでる?』とか訊いてくる。
 
 
スゲー寒いし、座ってるだけで楽しいワケがないわ!
 
 
…と、心の中で思いつつ 下向いたままの私。。。
お城が完成し…雪玉も沢山作られ、私は何もしないまま雪合戦が始まった。
ルールは、相手のお城の旗をとった方が勝ち。
お互い、お城に近づけないように雪玉を投げ合っていた。
私は、男の子達からお姫様扱いで守られ…
お城の中で、やっぱり椅子に座ってた。
 
 
見てると…
なかなか、相手のお城に行こうとする子がいない。
さっきまで、威勢よく守ると言ってた男の子も…
届かない雪玉を投げてるだけ。
まぁ…雪合戦だから、それが楽しいんだろけどね。
 
 
でね、ずっと雪玉投げ合ってるのばっか見てたら…
こんなの続けてても、いつまでたっても勝てないと思った。
 
 
私は、急に椅子から立ち上がると…相手のお城めがけて、走り出したww
 
 
ほぼ全員が、呆気に取られてたと思う。
私は、真っ直ぐ最短距離で城を目指した。
我に返った子供たちが、私を目がけて雪玉を投げてくる。
てか、2つのお城の間には私しか標的がいないから雪玉の嵐ww
集中砲火を浴びながら、止まることなく走り続けた。
 
 
次々に、飛んでくる雪玉を片手で払いのけ…って書きたいとこだけど
実際には、誰かの雪玉が鼻にあたり…鼻血がでたww
鼻血が出たというか、白い雪に血が真っ赤に飛び散った感じ…?
色白の女の子が、白銀の世界で鼻血噴射よ?
全てが、スローモーションで覚えてる。。。ww
 
 
鼻血を拭く事なく突き進み…皆が驚いてる間に、旗を奪った!
 
 
私達のチームは、見事に勝利し…
 
 
私のモテ期は、小学生にして終わったww