映画「エヴェレスト」、楽しみだなぁ!
「ヒマラヤ漂流」 夢枕獏著
内容(「BOOK」データベースより)
2015年3月、夢枕獏と仲間たちは聖なる山々が連なる
ヒマラヤを訪れた。世界最高峰のエヴェレストを望む
標高5000メートル超の過酷な世界。寒さと薄い空気に
苦しみながらも、彼らは物語を紡ぎ、絵を描き、落語を
弁じ、蕎麦を打つ。愛してやまないヒマラヤの風景を、
著者自ら撮影した写真とともに綴る旅行記をはじめ、
大いなる自然へ捧げる詩、小説『神々の山嶺』から
抜粋した名シーンをカラーで収録する写真&エッセイ集。
獏さんは本当にヒマラヤに行って登山をする人なので
山を愛する気持ちであふれる本だ。
・・・ってゆうか、ヒマラヤ山脈の写真には圧倒させられる!
ほとんどのページに山の写真が載っているのだが
(作者撮影)、平原の向こうに見える連山の、別格と
いえるその高さや存在感とか、夜明けに一番先に
オレンジ色に染まる偉大な頂とか。
何者も寄せ付けない厳しい氷の壁は、こんな所に
ヒトが取りつこうという気持ちにほんとうになるのかと
感心するやらあきれるやら・・・
とにかく、ここ数日はサガルマータ・チョモランマ・
エヴェレスト・・・各国の名前で呼ばれるこの山の
威容を眺めてから眠るのが楽しみだった。
早く映画をみたいなぁ!
話がどうあれ(失礼!)ヒマラヤでロケしたのは間違いない
わけで、ちょっとでもこの山々のリアル、に近づけるのは
ありがたいと思うのだ。
ありがたやありがたや(笑)
頂上に登れば成層圏はすぐそばだ。空の青さが違うだろうな。