眼が回る~(@_@) | 三龍建築士

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BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

どこからどこまでが妄想でどこからが現実なのか・・



「バードマン~無知がもたらす予期せぬ奇跡」

                   マイケル・キートン





でも不思議と不自然じゃないんだよね。


ヒーロー映画で一世を風靡した主人公が

ブロードウェイでの舞台の成功を切望する物語。


楽屋から舞台へ、舞台から楽屋へ、ぐるぐるぐるぐるくるくる

ハンディカメラでず~っと、主人公を追いかけていく。


眼が回ってこっちまで、妄想の世界に引き込まれそう。


カットがなくてずっと連続して見えるのは、編集の妙らしい。


リーガンの追い詰められてゆく様は、物凄く圧力が

あって、こっちまでが息苦しくなってくる。


だからこそ、妄想のなかでのバードマンの活躍?が

スカッとするのだ。


それと


劇中劇の原作はカーヴァーの作品なのね。あれか~


どおりでどこかで聞いたようなセリフと長い題名(笑)

舞台にするとこうゆう風になるんだな。なるほど!



とっても変で、とっても心がザワザワするけど

最後が雨上がりみたいに清々しくなっちゃう映画だった。








ムカシ、パーマンの所にやってきたのはスーパーマンだったのだが

新作ではバードマンだった。著作権の関係?(笑)