もう一丁! | 三龍建築士

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BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

絲山せんせ、続けてもう一冊!


「イッツ・オンリー・トーク」 

              絲山秋子著



沖で待つ、とおなじに、表題作ともう1編の

2編収録。



表題作は、まずまずだけど、ワタシは2編目の

「第七障害」の方がよかったな。


何かを目指して、挫折して、癒されて、立ち直る

・・・っていうと、セオリー通りなんだけど、競馬競馬競馬

ジブン的に、どストライクなお話だった。


小さなオトコ、篤のまごころに打たれちゃうね。残念


イッツ・オンリー・トークは一つ一つのエピソード

として面白いけど、今まで読んだ中では一番

これというものがなかった。


解説を絲山先生をイチオシしている書店員さんが

書いている。


それによると、先生には二種類の作品があって

絲山A(と呼んでいる)は、働く女共感編。女性

絲山Bが精神的に破綻してる人達の話。ヘラヘラ


う~ん、どっちがいいとか言えないなぶー


働く女ばっかしだと、イタい気がするし、

病んでる人ばっかの話でも、浮上できないし。

どっちも入ってて、納得いくものだったら・・・って

気がするんだけど~うししっ


どうなんでしょうね?





ま、世の中いろんな変わった人がいるからね~aya