「なんだかな~」みたいな残念な女子のハナシ
なのに、小気味よい文章ってこうゆうのを
言うのかな。だんだんいい女に見えてくる。
「沖で待つ」 絲山秋子著
文章が男前なんだよね。
キャリアウーマンでバリバリやってたけど
何かのつまずきで、会社を辞め、無職で
焦燥の日々を送っている。
寄ってくる男はろくでもないけど、それなりに
理解してやりたくなるような奴ばかり。
しかも結構モテる女だったりして(笑)
・・・みたいな設定が多いので、実体験?と
ちょっと思ってしまった。どうなのかな。
でも、芥川賞受賞の表題作「沖で待つ」は
良かったなぁ。
ドジだけど憎めなくて、でも友達以外はありえない男
と密かにかわした約束。
まさか、最後で本当は主人公の事が(女として)
好きだった!なんて展開だったら、どうしようと
思った(笑)
陳腐なオワリでなかったことが、作者のとっても
品のいいところだと思う。
桐野夏生みたいな歯切れのいいリズムのある
文章。
純文学界のハードボイルドだ←なんじゃそりゃ(笑)
次ももう一作、絲山氏で。
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島大介(宇宙戦艦ヤマト)と力石徹の声優だった
仲村秀生さんが亡くなった。
また声優さんが・・・・寂しくなっちゃうね
いやいや、ここまでひどくなかろうもん!(笑)