気持ち的には、晴耕雨読な幸せ。
実際には雨でも働いておりやす
そんな今日この頃。
「ガウディの鍵」
マルティン&カランサ共著
尊敬する建築家で芸術家、アントニオ・ガウディの
建築物に絡めたミステリィ。
キリストの宝を、ガウディがジブンの作品に
隠したというもの。
もちろん敬虔なキリスト教徒だったガウディが
来るべき時の為、悪魔からそれを守るためにだ。
物語としては、ダン・ブラウンのダビンチコード
みたいなものだね。舞台がバルセロナなだけ。
内容はどうあれ、バルセロナ観光気分とガウディの
人となりを偲ぶことになった。
建築ってゆうか、彫刻?絶句の世界。
カサ・ミラやグエル公園、見たいところは他にも
たくさん。
でも今回その魅力を再発見したのが、カサ・バトリョ。
今まで見てきた写真からは気が付かなかったが
その光の当たり方でどんなに輝くのだろうと思ったら!
きっと言葉にならないのだろうな
いつか、じゃなくて本当に探しにいこう。
こころ震えるような思い。
じゃあ物語は?って、
ガウディの素晴らしさには到底及ばず。
その建築手法をフラクタル数学の観点から見て・・
なぁんていうから、どんなに面白い謎が隠れて
いるのかと思ったら、その部分は薄~~くて、
ほとんどはキリスト教と、スペインの歴史。
良くわかっていないと退屈な部分が多かった。
ときおり、悪魔と名乗るやつが、ホントに人間じゃ
なくなっちゃうようなところもなんだかなぁ。
ミラクルはあまり使っちゃうと全体がウソっぽく
なっちゃう。
ちょっと、ワタシには無理があった