日曜日に偶然、2人のボクサーのTV番組を見た。
一人は去年のロンドンオリンピックで金メダルを取った
村田諒太。おなじみの卒業した学校を訪問する「課外授業
ようこそ先輩」の再放送。
もう一人は、フィリッピンの英雄、マニー・パッキャオ。
6階級制覇の偉大なるボクサー。NHKスペシャルの番組で。
パッキャオの練習しているジムはボロくて、台風が来たら
屋根は飛ばされ、ちょっとの雨でも周りが水浸し。
チャンピオンになるまでのパッキャオは、両親の離婚によって
大変な貧乏生活だった。
現在もトレーナーをしているヒトと路上生活までしていたようだ。
今ではスポーツ選手で世界2位(!)といわれる年収を
もらうようになって、故郷のミンダナオ島に寄付したりしている。
ハングリーさ加減と成り上がり加減がハンパないね。
ミット打ちの凄さを見てぶっ飛んだ。速さと強さ。
トレーナー、よく壊れないよ
試合のシーンは迫力満点。ハードパンチャーだ。
階級を上げても、パンチ力に遜色なしなんて。
もっと見たいな~と思ったら、blues氏がたくさん動画サイトを
教えてくれた。あとでじっくり見るぞ~
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かたや村田の所属する大学の練習場は、一人ずつに
サンドバッグがあって、明るく広い!恵まれてるね~。
村田良太も両親の離婚で荒れた時期があった。
何度も、ボクシングから逃げてはそのたびに戻ってきた。
ハングリーさではパッキャオに及ばないけど、ジブンには
これしかないと思う気持ちは同じなんだろうな~。
オリンピックの試合では入場の時、必ずニコニコしてて
リラックスムード。心臓に毛がはえてるのか、相手をビビらす為か?
その彼が、母校の小学生と話していて母のことを思い出し、
言葉に詰まるシーンがあった。
ほんとに純粋なヒトなんだ・・。
同じように両親が離婚した生徒には、ウソでないほんとの励ましの
言葉をかけていた。
パッキャオも台風で壊滅的な打撃を受けた故郷に言葉もなく、
ココロから心配していた。
ボクサーって、嫌って程痛みを味わう分、ヒトの痛みも分かるのかもね。
そんな事を思った休日の番組だった。