2013/07/09 | らきあの自由帳

らきあの自由帳

伺かとSS的な何かとマイナス思考と適当なところ













逆さ吊りにされた少女

身に着ける物は無く
身体には、傷跡が残っている


「そろそろ目的を吐いたらどうだ?」


少女に向かって男が問う
少女は何も言わない

男が合図すると、少女の身体は真下にある水の中へと落ちていった

少女はもがくが、両手と身体を縛られている為に浮き上がる事が出来ない

足は自由ではあるが、外に出ている為にバタバタと空を掻く

身を隠す物が無い為、少女の大事な所が足の動きにより露わになる
その姿は、ある意味扇情的な光景である

やがて少女の動きは散漫になる
それを見計らって、男は合図を送る

少女が水から出された
懸命に息を貪る少女


「言う気になったか?」


男の問いを無視するかの様に、少女は荒い息を整えようと空気を貪る
が、少女の身体は再び水の中へと落とされる

再び、水の中でもがき苦しむ少女
少女が空気を吐ききり、動きが鈍くなる頃合いを見計らって、また水から出された

一息二息、空気を貪ると
またも少女は水へと落とされる


水責めは、する側が注意していれば死に至り難い

が、される側は殺される感覚に陥る
何故なら、水責めは擬似的な死を体感出来るのだから

そしてそれを、何度でも繰り返す事が出来る
身体的なダメージではなく、精神的なダメージを彼らは少女に与えていた


幾度と無く繰り返す
少女の目的を少女自身が言うまで