映画の「ラストマン」を見ました。
基本的には刑事物なんですけど、ここに恋愛の要素が加わって、なかなか見応えがあります。我々の年になるとその場の恋愛の物語よりも、過去を振り返る過去の思い出の恋愛を紐解くようなそんな物語が心に浸る。当然このラストマンも、過去の恋愛が話の中に出てくるのである。
私のような年齢になると、学生時代の恋愛と言うのは、ラストマンの主人公と同様に、40年以上前か、50年以上前の思い出の中にある恋愛なのである。あの頃は目の前の事しか見えてない。そして小さな出来事が小さな幸せとなって自分に降り注ぐそんな1日1日が楽しかった。いつ壊れるわからないけど、そんなことを考えることもしなかったし、しようとしなかった。それが幸せの中にいることだった。
誰もが1度は持つ「人を好きでいる気持ち」あの感情が、このラストマンは映画の中でそんな自分をふと思い出させてくれる。そういえば人を好きになる気持ちというのが若い頃に自分の中でふつふつと燃えたあの時の熱い感情それはとても大切なものだったと思う。
もちろん人によっては同棲していたとか、一緒に暮らしてたとか、そういう人もいるだろうし、自分の片思いで打ち明けることすらできなかったそんな恋愛もあるだろう。人を愛する(好きになる)気持ちと言うのは片思いであっても両思いであっても同じ胸の熱さがある。付き合っていても片思いであっても、それはいつかは別れが来る。別れが来るからまた新しい恋が始まる。そして人はその思い出をずっと鮮やかに覚えている。そしてそれは10年経っても20年経っても30年たっても色あせるものではない。ちょっとラストワンを見たい。我々と同年代の人は、その思い出を必ず目の前に鮮やかに思い出したろう。
ちょっと、ラストマンの映画と話は外れたような気がするが、私ぐらいの年齢の人で、ラストマンを鑑賞した人だけに、私の気持ちがわかる。そう思う。
この年末年始にぜひ映画館まで足を運んでもらいたい。
我々にだけある青春を思い出しに。