父と母の役割 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

鬼滅の刃の話に燃え滾ってしまい、娘の話が全然できず。
一応育児ジャンルなのに。不甲斐なし。
という訳で、少し遡りますが娘の話。

正月明けは、私だけ、娘と夫より1日早く仕事始めとなります。
そのため、娘と夫の二人で過ごすのがお決まり。
出勤のため、洗面所で身支度をしていたら、居間から夫の大声が聞こえました。
夫が声を荒げるなんてとても珍しい(ふてくされて自室に籠ることは多々あるが、怒ったり八つ当たったりすることは滅多にない)。娘の反応が聞こえてこないのも不思議。
何だったのだろうかと思いながら居間に向かうと、娘が固まっていました。
そして、私が目線を合わせると、途端に泣き始めました。

娘を宥めつつ、娘と夫の二人から話を聞くと、歯磨きをするよう言ったのに全く娘が動かないため、強く言ったとのこと。
娘は、そんな夫の声に驚き、そして怖くなってしまったとのことでした。
ともかく娘を泣き止ませ、歯磨きをしなくてはいけないのは普段から母も言っていること、泣き止んだらちゃんと磨くことを伝えました。
そして夫には、男の人が大声を出したら、それだけで子どもには怖いこと、普段大声を出さない夫が大声を出したら、その怖さは倍増することを伝えました。

何とか仲直りしたのを見届け、遅刻ギリギリの時間にあわてて出勤しました。
昼休みに様子をうかがったら、私が出掛けた後はちゃんと切り替えて、仲良く過ごしたようでした。

体格差ももちろんですが、普段の接し方もあるのだと思います。
私は普段からガミガミ言いがち。あれしろこれやれそれはダメ、と、チクチクぐちぐち言いがち。
だから、娘も私からは言われ慣れている節があります。
反面、夫は本当に怒らない。怒らないし大声を出さない。私ですら驚いたのだから、娘が驚くのも当然です。
何せ、私に怒られると、夫の所に甘えに行くのが娘の常なのです。

普段から瞬間湯沸し器のごとく、ガーガーぴーぴー怒りまくっている私が偉そうに言えたことではありませんが、
既に娘の中で母が怒る役、父が慰めてくれる役と決まっているのだと思います。
人間だからカッとなることもあるでしょう。私なんて、カッとなることばかりです。
だけれども、怒るならせめて私(慰め役)がいるときにしてほしいなと思います。