年長、年中、年少の3クラスを縦割りにして2つのチームを作り、競います。
コロナの影響で、今年の開催方法は今も検討中ですが、中止にはならない予定です。
さて、それぞれのチーム名は年長クラスの子どもたちが考えます。
今年、娘のチームは「炎」グループになりました。
ん?ん?んん???
相手チームが「水」とか「龍」とか、相対する物を連想させる名前なら違和感もなかったのでしょうが、そうではありません。これはもしかして…
いやいや、深読みしすぎてはいけない、とオノレの心を鎮めていたところ、トドメの一言。
「○○先生がねー、『心を燃やせ』って言ってたよ」
?!?!それってもう確定じゃない?!
「そうだよー、キメツだよー」やっぱり?!
何が驚いたって、この○○先生は、テレビ等の流行りを園での活動に絡めることをあまり良く思わない先生でしたので、
そういう先生からまさに流行りのど真ん中な言葉が出たことに驚きました。
後日、この先生と直接話す機会があり、このセリフについて聞いてみたところ、先生は、鬼滅の刃のセリフだと言うことを知らなかったそうです。
そもそも、作品自体を全くご存知なかったそうで、チーム名が「炎」になったことも、全く見当がつかなくて困惑していたそうです。
そして、事情は全く分からないけれど、子どもたちが「心を燃やせ」と言っていて、そのセリフには感動したので使ったのだとおっしゃいました。
劇場版鬼滅の刃で主役が炎を連想させるキャラクターであること、その人のセリフに「心を燃やせ」があることを説明し、
確かにアニメのセリフだけど、辛いことがあってもめげずに頑張ろうという気持ちが込められており、今回の相撲大会にもとても合うと思うと伝えたら、すごく納得していました。
個人的には、園児のみんなが、ただ流行りというだけでなく、セリフやストーリーに込められた想いをちゃんと理解できていることに驚きました。
娘自身がどこまで理解できているかは怪しいですし、フルカラーでしかも動くというアニメの特性を考えれば、凄惨なシーンが多い鬼滅の刃を娘に見せることへの抵抗感は今も変わりません。
それでも、大人がストーリーを噛み砕いて説明してあげれば、きっとで娘にも作品のいいところ、大事な想いは伝わるのだろうと思います。
マンガ、アニメというだけで距離を取るのではなく、良いところは良いとして、生活に取り込んでいければ、
そして今回の場合は、娘たちがこのセリフを胸に、勝負の結果がどうであれ、目一杯頑張れればいいなと思います。