幻の夏祭り | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘の保育園は、毎年7月の最終土曜日に夏まつり(納涼祭)を開きます。
卒園児はもちろん、地域の方にも公開して、子どもの演目やちょっとした縁日気分を楽しんでもらいます。
子ども達も、演目が終わったら甚兵衛や浴衣に着替えたり、洋服でもいつもより少しお洒落な、お休みの日の特別な格好で楽しみます。

そんな夏祭り。
7月上旬までは、コロナも少し落ち着いていて、地域の人を呼ぶのは控えるけれど、在園の家庭だけでやりましょう、という方針でした。
ところが、開催直前の連休に、市内でクラスターが発生。それまで2桁だった県内の感染者数が、一気に100人を越えたのです。
そのため、開催も途端に危うくなりました。

楽しみにしていた保護者のため、そして何より準備を重ねてきた子どもたちのために、先生方も尽力してくださいました。
それでも、結果的に保護者が夏祭りを見ることは叶わなくなりました。
今年が最後となる年長クラスだけは、予定日に親子でやったようです。
それ以外は、平日にこどもたちだけでやりました。
自分を含め、子の頑張る様子を見れなかった保護者はもちろん残念ですが、最後に雄姿を見せられなかった年長さんも残念だったと思います。

それでも、コロナでそもそも登園自粛の地域もあるでしょうし、豪雨災害等で通園が叶わない地域もあるでしょう。
そうした地域に比べたら、開催できただけありがたいのだと、顔を合わせるママさん達とは話しています。
今は大変だけど、来年にはきっと何とかなると信じて、コロナ対策頑張ります。