ぐにゃっとした食感が、苦手な原因です。
プルーンは鉄分が多いので、貧血予防によいことは分かっていました。
独身中の人間ドックでは毎回貧血を指摘されていたし、妊娠中も鉄剤を処方されるほどでしたが、
プルーンを買う気になれなくて、ほうれん草やレバー、サプリメントなどでごまかしていました。
でも、娘の保育園ではおやつにプルーンが提供されます。
娘自身も、プルーンは好きで、家にも常備しています。
子どもの手前、あまり好き嫌いを見せるのもよい手本とは言えないと思い、少し頑張ってみることにしました。
そしたら、思いのほか食べられる自分を見つけました。
私の味覚が変わったのかもしれませんし、食わず嫌いな部分もあったのだと思います。
プルーンは便秘の解消にも役立つと言います。
食べ過ぎは控えるよう、大抵のパッケージには注意書きが添えられているほどです。
実は、便秘もかなり酷い私。プルーンを食べると、便秘も少し解消される気がします。
産後は、人間ドックで貧血を指摘されることがなくなりました。
もしかしたら、プルーンが一役かっているのかもしれません。
本当に些細なことですが、娘のおかげで1つ克服することができました。
そして、ほんの少しだけ、元気な体に近づくことができました。
こういうことを指すのではないことは承知していますが、私にとっては成長の機会を与えられており、
まさに「子に親にしてもらっている」気分です。
今後も、こういうことは少しずつ増えていくのだろうなと思います。
育児が一筋縄でいかないことなんて当然で、イライラしたり泣けたりすることも多いですが、子どもによってもたらされる良い変化を楽しみたいです。