先日、こんな記事を載せておいてアレですが、
私の職場は官公庁との関わりがあり、そちらが止まらない限り、職場も閉鎖にはなりません。
職場が動いていると、電話や来客は従来どおりありますから、在宅ワークにもできず。
そのため、緊急事態宣言発令後も、変わらず出勤しています。
そんななか、ふと考えてみました。
緊急事態宣言といえど、食料品や日用品の買い出しのための外出はOKです。
なので、スーパーやドラッグストア等の小売店は営業を続けています。
小売店では、消費者に在庫不足の不安を与えないよう、十分な陳列を心掛けているそうです。
ということは、店頭に並ぶ商品を製造したり運搬したりするお仕事の方も、今までどおり、いや、場合によっては今まで以上の仕事をされているでしょう。
食品も日用品も、商品そのものだけでなく、そのパッケージだとか、付随する業種がたくさんありますから、そうしたところも当然稼働。
そして、そういう製造ラインに関わる仕事で在宅ワークが成立するとは考えにくいことから、恐らくみなさん通常どおり出勤されるでしょう。
となれば、そうした働く親がいて、保育園が休園措置にならない限り、保育士もきっとで働きます。
役所などの官公庁はもちろん、金融機関や郵便局なども、職員の縮小はあっても閉鎖はしないはず。
医療従事者や保健所、医療関係品の製造に携わる方は言うに及ばず。
そう考えていくと、私達の生活に不可欠なモノを供給する部分に携わる人のなんと多いことか。
そして、それらの皆さん(とりわけ、店頭等で不特定多数と接触せざるを得ないお仕事の方)は、感染の恐怖と戦いながら日々奮闘されているのです。
こんな状態で、他者との接触8割削減を達することは、どれほど難しいことでしょう。
むろん、だからといってみんなが努力を止めていい理由にはなりません。
そうではなくて、感染と隣合わせで頑張っていらっしゃる全ての皆さまに、頭が下がる思いです。
コロナによって、自分の生活がどれだけ多くの人の支えで成り立っているかを改めて知ることになりました。