お年玉でお買い物 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

私は例年、2つの神社に初詣に行きます。
地元の小さな神社も含めたらもっと行きますが、お守りや御朱印をいただける規模の神社は2つ。

そのうちの1つは、子どもの頃から行っていて、自分の心の支えになっているところもありますし、
何より、お正月には参道に多数の屋台が並ぶのが楽しみでした。
参拝者のために焚き火が用意されているのも楽しみの1つです。

さて先日、娘のお年玉事情について、こんな話↓を載せました。

あれからお年玉は使う機会がありませんでした。
けれども、初詣に行けば子どもの誘惑はたくさん。
縁日の屋台なら消費税など細かいお金の計算も不要ですから、娘の体験にちょうどいいと思い、お年玉を持たせました。

お賽銭やおみくじは大人が出すことにして、「神様にご挨拶したら好きなものを1つ買おうね」と伝えて参拝。
本殿に辿り着く前に屋台を散々冷やかして、参拝後も何度か往復するほど悩んで、最終的に決めたのはりんご飴でした。
硬貨の種類はまだ分かっていないので、支払いは大人が誘導しながら。
これまでも「モノを手に入れるにはお金が必要。」ということは口頭で何度も説明していましたが、いい体験学習になったと思います。

ところが、初詣の帰りに立ち寄ったショッピングモールで
「ムスメのお金、まだこんなにあるからオモチャ買う!!」
と言い出したのです。
確かにチャラチャラと軽快な音がして、いかにもたくさん入っているように感じますが、残金は500円もありません。
「りんご飴を買ったでしょ。もし買うなら数字が3つ書いてある(つまり3桁のお値段)モノしか買えないよ」
と説明したのですがまったく納得できず、しばらく床に打つ伏せてべそべそと泣いていました。

あと数ヵ月もしたらもう年中さんです。5歳です。
家の周りは交通量も多く、一人でお使いを任せられるような個人商店もありませんが、もう少しお金の仕組みを学んでいってほしいものです。
「モノを手に入れるにはお金が必要」を学んだら、次は「お金には種類がある」ことをそろそろ学んでほしいです。