給食 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

誰かと食べ物の話をするとき、自分が子どもの頃の給食の話に遡ることがあります。

今は、苦手なものがある子や食べきれない子は残すことができるようですが、私が小学生だった20年以上前は残すことが許されませんでした。
好き嫌いせず、完食することが重要視されていたのだと思います。
とても少食だった私は、給食の時間が終わって、昼休みや掃除の時間になっても、一人だけ机に取り残されていました。
午後の授業が始まる直前に、ようやく片付けを許される感じ。
毎回気まずい思いをしながら、給食室に片付けに行きました。
パンを布巾に包んでこっそり家に持ち帰り、それがバレて先生と親から怒られたこともあります。

そんなこんなで給食が本当に苦手で、学校は嫌いではなかったけれど、給食が憂鬱なばかりに学校に行くのも憂鬱になるほどでした。

そんな話をすると、主に女性からですが、かなりの確率で共感されます。
「分かるわかる、そうだったよねー」
「クラスに一人はいたよね」
「小学校の低学年なんて、牛乳1本飲むだけでお腹いっぱいだよねー」
「食パン1枚食べたらおかず食べれなかったりね」
色んなエピソードが出てきますが、どれも分かるものばかり。

娘は、際立って少食というわけではありませんが、とにかくのんびりです。
1回の食事に30分以上かかることがほとんど。
始めはのんびり見守るのですが、手が止まってぼんやりし始めることもたびたびあるので、促す声もついつい尖ってしまいます。
家や保育園では、子どものペースに寄り添うこともできますが、小学校ではそうもいきません。
親に出来ることなど限られていることは分かっていますが、今からどうにか改善できないかとついついやきもきしてしまうこの頃です。