好き嫌い(食わず嫌いを含む)が多い娘にとって、お正月はなかなかハードルが高いものでした。
まず、お雑煮を食べない。
どうやら娘の中で「お餅をおつゆに入れる」という状態を受け入れられなかったようで、配膳された雑煮を見て愕然とした顔をしていました。
確かに汁物はあまり口にしたがらないのですが、去年はお雑煮を食べていた記憶があったので、私も油断してました。
元旦を実家で迎え、食事の用意はすっかり母に甘えていましたが、一人前の雑煮を用意して貰った後で「いらない」と言われた時の衝撃と言ったら。
結局、磯辺餅(焼餅に醤油をつけて海苔を巻くアレ)を作り直してもらいました。本当に申し訳ない。
それから、おせちもなかなか手強い。
魚卵は、アレルギーを確かめていないからと食べさせずにいたら、すっかり食わず嫌いになってしまいました。
シシャモは給食で出るので食べますが、イクラも数の子も手を伸ばそうとしません。
卵も、アレルギーはないのですが、「お寿司屋さんの玉子の握りしか食べない」と決めているようで、
家ではオムライスも目玉焼きもゆで卵も全くたべません。
おせちの玉子(伊達巻や錦玉子)は甘いので絶対好きだと思うんですが、食わず嫌いで断固拒否。
あ、でも、伊達巻は「お寿司屋さんの玉子みたいに甘いよー、美味しいよー」と言い続けていたらやっと口にしました。
一口食べて気に入ったようで、「なんていうの?だてまき?」と嬉しそうです。
錦玉子の方が甘いので、娘も好きそうに見えるのですが、こちらは絶対拒否です。
何でだろう、ホロホロした見た目がダメなのかしら?私は伊達巻より錦玉子が好きなので謎です。
他にも、エビやカニも食わず嫌いだし、カマボコも嫌い(練り物全般食わず嫌い)。
キノコが大嫌い(特にシイタケがダメ)でタケノコは食わず嫌い。
そんなこんなで、元日の夕飯には早速「パンがいい」と言い、2日に至っては「まだお餅を食べなきゃいけないの?」と言い出す始末。
まだ、日本の伝統的な食文化を学ばせるには早すぎるようです。
もう少し大きくなって、お節料理には1つずつ意味があるのだと分かるようになったら、関心を持って食べてくれるかな?