今年のクリスマスは平日だったので、当日にそれらしい食卓を用意することはとても困難でした。
そのため、直前の日曜日に、簡単なパーティぽいことをしました。
基本的に料理が苦手な私なので、メニューはほぼ市販品です。
サラダ、ローストチキン、ピザとケーキ。
娘は骨付き肉が食べられない(見た目が恐いのか、触りもしない)ので、娘にはチキンナゲット。
特筆すべきは、今年初めて、家でケーキを作りました。
といっても、スポンジは市販品で、生クリームと果物を用意してデコレートしただけですが。
偶然、親からハンドミキサーを借りていたので、私が果物の下拵えをしている間に、父娘がクリームを泡立てました。
果物のメインはなんといってもイチゴ。スポンジの間には缶詰のみかんと桃をスライスして挟み、ケーキの上にイチゴを贅沢にトッピング。
果物の下拵えの合間に料理の盛付けもこなしていたため、ケーキの写真を撮っている余裕は全くありませんでした。
でも、色んな事を「自分でやりたい」お年頃な娘にとって、自分でケーキを作るというのはとてもいい経験になったようです。
夫は夫で娘のフォローに必死で、写真など考え付きもしなかったようですが、「すごくいい表情してた」といってました。
間近で娘の輝く表情を見ることができ、面倒を嫌う夫には珍しく「またやってもいいな」なんて言いだすほどでした。
スポンジもクリームもケーキ屋さんのそれとは比べるまでもありません。
でも、みんなでわいわい言いながら作ったケーキは本当に美味しく感じました。
普段はデコレーションの果物だけ食べてスポンジは残しがちな娘も、この日ばかりはスポンジまで全部きれいに食べてました。
調理も製菓も苦手だし嫌いだけど、娘のやる気につながるなら、たまにはやってもいいかなーと思いました。
来年、どうしようかな…